「転職したいけど何をどうすればいいのかわからない」「初めて転職するけど流れを知りたい」と感じたことはありませんか?
転職の手順はほとんど決まっていて、それを守れば成功する可能性はグーンと上がります。
また、転職活動のほとんどをサポートしてくれる無料サービスもあるので、あなたが思っているよりも転職活動は行いやすくなっています。
このページでは、転職が初めての方でもわかりやすいように「転職の始め方」について詳しく解説していきます。
最後まで読んでいただけたら、あなたの不安を解消し転職で成功するのはもう目の前でしょう!
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転職で失敗しない為の5つの手順と3つの注意点
転職活動は大きく5つの手順を踏んでいきます。
そして1つ目の「事前準備」が重要になっていて、ここさえしっかりしておけば、あなたが影響を及ぼせる要因については何ら問題はなくなるでしょう!
以下の流れで5つの手順を全て丁寧に解説していきます。
転職の流れ
- 事前準備
- 情報収集
- 書類作成・応募
- 面接
- 内定・退職・引き継ぎ
事前に知っておくべき注意点が3つあります。
注意ポイント
- 就職と転職の違いを理解しておく
- 転職はネガティブな理由でしない
- 転職活動は期間をしっかりと定める
これは転職における心構えみたいなものです。しっかりチェックしておきましょう!
就職と転職の違いを理解しておく
「就職」と「転職」の言葉の違いはご存知とは思いますが、では具体的に何が違うかわかりますか?
「就職」と「転職」具体的には大きく3つの違いがあります。
ポイント
- 転職では仲間が少ない
- アピールするポイントが違う
- 入社までのスピード感が違う
順番に見ていきましょう。
転職では仲間が少ない
就職活動は大体同じ時期に、一斉にスタートするのはイメージできると思います。
でも、転職活動はあなたが転職すると決めた時がスタートなので、同じ時期に転職活動をしている仲間は多くはないでしょう。
「当たり前やん!」って言われたらそうなんですが、これにはどういった影響があるのでしょうか。
それは、相談する仲間が少ないっていうことに繋がります。
就職活動で悩んでいる時には、周りの仲間も同じような悩みを抱えている場合が多く、相談しあったり、励ましあったりして乗り越えることができたことでしょう。
転職の場合、あなたが転職活動している時に周りの仲間も転職活動しているとは限らず、悩みに共感してくれる仲間が少ない場合が多いです。
アピールするポイントが違う
就職では、社会経験がほとんどない学生を評価するので、人間性や就職意欲の高さ、伸びしろなどを中心に見られることが多いです。
でも、転職では社会経験をある程度積んだ社会人として見られるので、実務経験や雇うことで会社にどんなメリットがあるのか、というところを中心に見られます。
だから、アピールする場合もこんな経験をしてきて、こんなスキルがあるので、私を雇ってくれたらこんな風に会社の役に立ちますよって感じでアピールしなければなりません。
入社までのスピード感が違う
就職の場合は、内定をもらってから比較的に時間の猶予がある場合が多いです。
それに、オリエンテーションや研修など会社について知る為の時間を用意されていることが多くなっています。
転職の場合には、多くは今の職場を退職後すぐに転職先で働き出すことになります。
転職では、即戦力として採用されることも多く、新卒で入職する場合よりも働き出すまでのスピード感が異なります。
また、転職の場合には退職準備や転職活動を並行して行う場合が多く、時間的な余裕もあまりない場合がほとんどです。
転職はネガティブな理由でしない
2つ目の注意点として、ネガティブな理由で転職をすべきではありません。
今の職場に不満を抱えている方は多いでしょう!
「この職場のこんなところが嫌だ」
「こんな上司がいてる職場なんかやめてやる」
その気持ち、本当によくわかります。
でも、その理由だけで辞めるのはオススメしません。
転職を成功させる為には、事前準備が大切と言いました。
その事前準備のなかの1つに目的を明確にするということがあります。
職場が嫌だから、上司が嫌だから、転職するのは目的にはなりません。
そのような理由で転職した場合、高い確率で新たな職場でも気がつけば、同じような愚痴を周囲に漏らしていることでしょう。
転職はネガティブな理由でするものではないのです。
転職活動は期間をしっかりと定める
最後の注意点としては、転職活動の期間はしっかりと定めることです。
「いつか良い求人先が見つかったらいいなぁ」では、きっといつまでも見つからないことでしょう。
そうではなく、しっかりといつから新しい職場で働くのかを決め、そこから逆算してスケジュールを決める。
そうすることで、転職活動をする期間が決まり、気も引き締まります。
おおよその目安としては、転職には3ヶ月から6ヶ月程度かかると言われています。
これを基に、どれくらいの期間を転職活動にあてるのかを明確にしましょう!
人間、締め切りがある方が集中力が増して、効率良く動けます。
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事前準備
転職における事前準備は非常に重要です。
ここを疎かにしている方が転職の成功確率をガクッと下げている、と言っても過言ではありません。
しっかり押さえておきましょう!
転職の事前準備で注意すべきポイントは以下の5つです!
事前準備のポイント
- 目的と目標を明確にする
- スキルや経験の棚卸しをする
- 希望条件の優先順位を決定する
- 転職活動のスケジュールを決める
- 自己分析をする
順番に見ていきましょう!
目的と目標を明確にする
ポイント
- 目的はゴール、目標は手段
- 転職は目的ではなく、目標
- 期限を決めて行動する
まず言葉の意味を理解しておきましょう!
目的とは最終的に成し遂げようと目指すゴールです!それに対して、目標とは目的を成し遂げる為に設けた具体的な手段であり、通過点です。
何が言いたいかというと、転職はあくまでも目標であって目的ではないはずです。
まずは、あなたの人生における目的は何かをはっきりさせましょう!
例えば、あなたの目的が「整形疾患に対するリハビリを極めた理学療法士になりたい」だったとすると、整形疾患を多く見れる職場への転職であったり、整形疾患についてしっかり学べる環境への転職であったりが目標となります。
家族と過ごす時間をもっと作りたいって目的があるならば、残業が少ない職場や仕事とプライベートとの両立に理解のある職場への転職が目標になると思います。
これらは簡単な例ですが、目的をはっきりさせることでなぜ転職するのかが明確になります。
目的や目標が定まったのなら達成する為に、期限を設けましょう!
あとはそれを達成できる転職をする為に行動するのみとなります。
この機会にあなたの目的や目標をはっきりとさせましょう!
スキルや経験の棚卸しをする
ポイント
- あなたが転職先で何に貢献できるのかを見つける
- スキルや経験を紙に書き出す
- 実績があると尚良い
目的や目標がはっきりしたならば、それを実現させる為に行動していきます。
次の事前準備は「あなたのスキルや経験の棚卸し」です。
転職では就職と違って、会社にどのように貢献できるのかをアピールしなければなりません。
そこで、目標を達成できる職場への転職の為に、あなた自身が何に貢献できるかを考えておかなければアピールもできません。
あなたが持っているスキルやこれまでの経験から、何が強みで何が弱みとなっているのか自己分析する為にも、紙に書き出すことをオススメします。
まずは関係がなさそうなことでも、どんどん書き出してみると良いでしょう!
後から取捨選択すれば良いのです。
取捨選択のポイントは客観的に捉えること、そして先程明確にした目標を達成する為にどんなことが役立つのかを考えることです。
大きな結果を出していなくても、実績はたくさんあった方が良いでしょう。
例えば、先程の整形疾患を学べる職場への転職することが目標だった場合、整形疾患を何人リハビリしてきたとか、整形疾患に関する勉強会を何回開催してきたとかです。
勉強会を開催した場合には、たった1人しか参加者がいなくとも立派な実績になります。
それに、整形疾患のリハビリに役立つ資格など、勉強をしてきた証もアピールになりますね。
後で、履歴書を書く際や面接を受ける際にも役立つので、じっくり考えて見てください。
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希望条件の優先順位を決定する
ポイント
- 目標達成に沿った条件を優先する
- 初めに優先順位を決めることで惑わされない
転職するにあたって、いろいろ希望条件があると思います。
あなたの希望を全て叶えてくれる夢のような求人は、ほとんどないでしょう。
だから、いくつかある希望条件のうち、優先順位を決めておくことは重要です。
この場合も目標を達成する為には、どの条件が大事なのかを考えると決めやすいです。
例えば、家族との時間を増やす目的があって、プライベートの時間を増やす為に転職することが目標だったとします。
あなたの希望条件は、プライベートの時間を作ることに繋がるものになるはずです。
定時に終わる、完全週休2日制、家から近いなどが当てはまりますね。
確かに給与が今より良いっていう希望もあるでしょう。
そんな中、良いと思える求人が2つあったとします。
1つは給与は今より良いけど、家から片道1時間かかる職場。もう1つは、給与は今と変わらないけど、家から片道10分で通える職場。
この場合、「給与が良い」よりも「時間を作れる」という条件の優先順位が高いはずなので、先ほどの求人では後者を選ぶべきです。
初めに希望条件の優先順位を決めておくことで、給与が良いっていう条件に振り回されないはずです。
惑わされず、目標を達成できるということに沿った条件を決めておきましょう!
転職活動のスケジュールを決める
以下の4つのステップに沿って転職活動のスケジュールを決めましょう!
ポイント
- 転職予定日を決める
- 退社日を決める
- 求人応募時期を決める
- 事前準備時期を決める
これらを決めることで、あなたがいつ何をすべきかが把握できます。
順番に見ていきましょう!
STEP1.転職予定日を決める
まずはゴール設定ですね。
転職予定日は入社日と捉えてください。
ゴールをいつにするかはあなたの自由です。
「年末に退職して新年から新たにスタートしたい」、「仕事の都合上、年度末が良いな」など色々事情はあるはず。
出来れば、具体的に何月何日まで決めておきましょう!
具体的に決めておくことで、この後のスケジュールも決めやすくなります。
STEP2.退職日を決める
転職予定日が決まれば、次は退職日を決めます。
転職の場合は就職と違って、一般的に内定から入社まで待ってもらえる期間は長くても3ヶ月程度のようです。
このことを頭に入れておきましょう。
それに最後の月も満額給与が欲しいのなら、今の職場の給与は何日締め何日払いかも考慮すべきですし、ボーナスについても同様に考慮すべきでしょう。
そして忘れてはいけないのが、退職の意思表示です。
退職予定日の何ヶ月前に退職意思を示さなければいけないなど、就業規則を設けている会社も会うので、事前に就業規則は確認しておきましょう。
退職日を決めると、退職の意思表示する時期も見えてきますね。
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STEP3.求人応募時期を決める
次に、求人応募の時期です。
一般的に応募から内定までは1ヶ月前後という人が多いようです。
この時期は書類の作成や面接など忙しくなります。
なかなか休みが取れないのであれば、同じ日に数社の面接を入れることや繁忙期を避けるなど工夫も必要となります。
やっぱり事前にスケジュールを立てておく方が良さそうですね。
STEP4.事前準備時期を決める
応募する前に情報収集や自己分析などをする期間ですね。
事前準備の期間は人によって異なるでしょう。
でも1つ言うのであれば、期限を定めた方が良いです。
理由としては、集中するからです。
人間、期限がないとダラダラしてしまいます。
あなたの人生を左右することなので、期限を決めて集中して事前準備に取り組みましょう!
1~2週間、真剣に自分と向き合ってから転職活動をスタートすることをオススメします。
自己分析をする
自己分析って面倒くさそうだけど、本当に必要でしょうか?
答えはイエスです!
その理由は以下の2つです。
ポイント
- あなたの本質を理解できる
- 将来的なビジョンが見え、あなたに合った転職先が明確になる
順番に見ていきましょう!
あなたの本質を理解できる
転職では、応募書類や面接であなたの強みを相手に伝える必要があります。
その為には、自分についてよく理解しておかなければいけません。
商売に置き換えるとわかりやすいでしょう。
あなたはモノを買う時に、店員が何かよく分からない商品を売っていたら買うでしょうか?
きっと「店員がよくわかっていない商品をよく売っているもんだな」って思いますよね。
転職も同じです。
売る側のあなたが、商品である自分自身をよく理解していないと、買う側である応募先にアピールはできません。
買ってもらえない、つまり選考漏れとなってしまいます。
それに、あなたの本質が理解できると、弱点を知り対策ができたり、それによって新たな可能性を発見できたりする場合もあります。
ライバルに勝つ為のアピールポイントを見つけることもできるでしょう!
あなたの本質を理解する為に、自己分析は必要です。
将来的なビジョンが見え、あなたに合った転職先が明確になる
自己分析することで、あなたの将来的なビジョンも見えてきます。
現在の状況があって、将来こういう理想がある。
だからその為に、こういう風にしていくべきだっていうのが見えてきます。
自己分析してビジョンが見えてくると、あなたに本当に合う転職先を見つけることができます。
転職は感情だけで進めると、失敗しやすいです。
それは、転職は内定をもらう為に行うのではなく、新たな職場であなたの理想像を叶える為、理想の人生を歩む為に行うものだからです。
感情だけの転職では内定をもらえる場合もあるでしょうが、入社後に後悔したり、転職前と同じような愚痴を言っていたり、転職が失敗に終わってしまうことが多いです。
自己分析し、あなたに合う職場をはっきりさせることで、入社後に後悔するような可能性はドーンと下がることでしょう。
それに、自己分析をしてビジョンが見えることで、転職活動をスムーズに進めやすくなります。
だってどんな職場へ行くべきかを理解できる訳ですから、余計な情報に惑わされることなく転職活動を進めていけるし、履歴書の作成や面接対策にもなるからです!
転職をスムーズに進めて成功率も高めたいなら、自己分析ですね!
情報収集
事前準備ができたなら、次は情報収集ですね。
このリサーチすることも非常に重要なことです!
情報収集のポイントは以下の5つです!
情報収集のポイント
- 先入観は持たない
- 判断は情報収集の後
- 「動く」情報収集がある
- 「待つ」情報収集がある
- 「動く」「待つ」特徴を理解する
こちらも順番に見ていきましょう!
先入観は持たない
先入観というのはほとんどの人が持っていると思います。
でも情報収集の際には、あなたの感情や意見、考えを一旦白紙の状態で行うことをオススメします。
これは「確証バイアス」と言って、人間は自分に都合の良い情報ばかり集めてしまうのからです。
例えば、「理学療法士はスケベな人が多い」という先入観があったとします。
すると、情報収集していると「理学療法士はスケベ」という情報ばかり集めてしまうんです。「やっぱりそうだ」「ほら、そうに違いない」っていう感じでね。
不思議ですよねぇ。
「理学療法士はスケベではない」って情報は無視してしまうんです。
これは適切な情報収集とは言えません。
情報収集の段階では、あなたの感情や意見、考えは入れずに出来るだけいろんな角度から集める方が、後の選択肢を増やす可能性が高くなります。
判断は情報収集の後
あなたの感情や意見、考えは入れずに出来るだけいろんな角度から集めた情報から「理学療法士はスケベ」かどうかの判断は、情報収集が終わってから中立な立場で行いましょう!
情報収集の際に判断をしてしまうと、やっぱり偏った情報しか集まりません。
判断は情報収集が終わった後で、じっくり行いましょう!
「動く」情報収集
転職の際に行う情報収集の方法もいろいろありますね。
ポイント
- スマホやパソコンから求人情報を探す
- 先輩や後輩、友人から話を聞く
- ハローワークを利用する
- 求人サイトを利用する
これらはあなたが自ら能動的に行うので、ここでは「動く」情報収集と呼びます。
「動く」情報収集
メリット
- たくさんの情報に触れることができる
- 自分のペースで情報収集できる
デメリット
- あなたの大切な時間を費やす
- スマホやパソコンでネットサーフィンしてしまうことがある
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「待つ」情報収集
転職の際には「動く」の反対に「待つ」情報収集もあります。
ある意味で勝手に集まってくる情報収集ですね。
ポイント
- 知人からの紹介や勧誘
- 転職エージェントを利用する
これは受動的なものなので、ここでは「待つ」情報収集と呼びます。
「待つ」情報収集
メリット
- 条件や希望を伝えるだけで情報収集してくれる
- 今の職場で勤務中も情報収集してくれている
デメリット
- 売り込み感を感じる場合がある
- 知人からの紹介や勧誘では断りにくい場合がある
- 知人からの紹介や勧誘での入社は働きにくい場合がある
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「動く」「待つ」特徴を理解して使おう
「動く」「待つ」どちらが良くてどちらが悪いということではありません。
特徴を理解して自分にあった情報収集をしましょう!
もちろん、少しでも多くの情報を得たいのであれば、どちらも積極的に活用しましょう!
書類作成・応募
さぁ次は書類作成・応募ですね。
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応募前にこの5つをチェックしましょう!
求人へ応募前にするべき5つのチェック
当たって砕けろの精神も良いですが、出来れば効率良く転職を成功させたいもんですよね。
転職ってすごい労力を必要とするので、少ないトライで勝ち取ることも大切です。
だから、応募前には落ち着いて以下の5つをチェックしましょう!
ポイント
- あなたの目的を達成できるのか
- 募集対象に求められているのか
- 待遇や条件には納得なのか
- その求人先は将来性はあるのか
- その求人先に関心があるのか
順番に見ていきましょう!
あなたの目的を達成できるのか
しつこいようですが、転職があなたの目的ではなかったはずです。
今一度あなたの目的を確認し、応募するところではそれを達成できるイメージが湧くのかをよく考えるべきです。
目的に沿って選んだのかを自問自答しましょう!
募集対象に求められているのか
転職は恋愛と一緒で両想いとなって初めて結ばれます。
あなたの片想いでは内定はもらえません!
そのことを十分理解しておいてください。
だから、相手にとっても自分は必要な存在なのかという視点でも見直してみましょう!
待遇や条件はかけ離れていないか
応募要項に記載されている条件があなたの求めている条件と比べ明らかに低い時は、採用の可能性が低い場合があります。
これは高いスキルや経験を必要とされておらず、成長を見込める経験の少ない人を採用しようという意図があるんです。
他の似たような求人と比べて、飛び抜けて給与が低い場合などは注意しましょう!
その求人先は将来性があるのか
働いてみないとわからないことはたくさんあります。
でも、応募先のことを事前にあまり調べず応募するのはよくありません。
可能な範囲で徹底的に調べるべきです。
病院だから安心と決めつけない方が良いでしょう。
もし、よくわからない事業へバンバン投資していたり、時代と逆行するような事業をしていたりしたら、将来性は本当にあるのでしょうか?
その求人先に関心があるのか
ホームページなどで、理事長や社長の言葉が書かれている場合には要チェックです。
経営者の理念であったり、会社の社風や歴史であったり、しっかりみておきましょう!
仕事内容や待遇面、条件面だけでなく、その会社に関心があるかというのは、転職を成功させる為の大事な要素になります。
面接
面接が苦手という方は多いのではないでしょうか?
当日は緊張もしますし、上手く答えられなかったらどうしようと不安になるものですよね。
でも大丈夫です。
ライバルたちもそれは同じなのでまずは落ち着きましょう!
そして、面接を突破するにはポイントがあります!
注意ポイント
- 事前準備を怠らない
- 模擬面接で練習を重ねる
この2つさえすれば、もう心配は入りません!
自信を持って面接に向かいましょう!
「事前準備」が面接突破のカギ
まずは事前準備です。
「え~またかよ」
そうです。また準備です。これもあなた自身のためです!
やることは以下にまとめているので、この3つだけでもやってください。
ポイント
- 目的、目標を再確認
- 応募先をリサーチ
- 質問を想定しておく
順番に見ていきましょう!
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目的・目標を再確認
これは転職の事前準備としてもうやりましたから、確認するだけです。
今回、あなたは何故転職するんでしたっけ?
面接で質問された時も、目的・目標がはっきりしていると自然と一貫性のある答えになります!
何も考えずに面接を受けるから不安になるし、答えに困るのです。
結果、面接官の印象は悪くなります。
多少詰まりながらも、しっかりとした目的を持って答えていると相手には好印象です。
あなたの目的、目標を再確認しておきましょう!
応募先をリサーチ
これも、応募前にしているはずですね。
ですが、面接前にもしっかり応募先の情報は再確認しておきましょう。
就職活動と転職活動の違いでも言いましたが、応募先にとってあなたを雇うことでどんなメリットがあるのか、という視点を持っておきましょう。
応募先で私は勉強をしたいというスタンスはちょっと違いますね。
あなたが勉強できる環境を与える為に、相手は雇う訳ではないのですから。
例え、そういう要素があったとしても、面接で1番にアピールするところではありません。
それに応募先をリサーチすることで、面接の際にホームページに書いてあることを質問してしまって、面接官の印象を悪くすることもなくなります。
面接前には再度、応募先をリサーチしておきましょう。
質問を想定しておく
これは意外にしていない方が多いのではないでしょうか。
面接って何を質問されるか不安ですよね。
でも、実際質問される内容は概ね決まっています。
だから、最低でも以下に答えられるようにしておきましょう。
ポイント
- 転職理由
- 志望動機
- 自分がその会社に与えられるメリット
- 将来の目標
- 何か質問はありますか
もちろん、これ以外の質問を想定しておくのも良いでしょう。
他の質問も十分にあり得ます。
でも、これまであなた自身と向き合って考えてきたことに沿って答えるだけです。
自信を持っていきましょう!
また、おそらく面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれるはずです。
「何もありません」では入社意欲がない人と思われてしまいます。
初めから3つ程度考えておきましょう。
1つしか考えていなかったら、面接中にその質問が解決された時に質問がなくなってしまいます。
面接中に出てきた疑問を聞くのも良いですが、事前に質問を考えておくと安心ですね。
面接前には質問を想定しておきましょう!
面接の事前準備の3つができたら、あとは面接の練習で勝率を高めましょう!
模擬面接をしよう
あなたが面接を苦手だと感じるのは、経験値が少ないからです。
ただそれだけです。
人生で面接を受けるのってそんなに多いことではないので、苦手だと感じる人が多いのも納得ですね。
決してあなたが面接に向いてない訳ではありません。
回数を重ねるだけで不安は軽減され、苦手意識も和らぎます。
誰でも経験が少ないことは不安ですし、パフォーマンスレベルは低下します。
だから、模擬面接を繰り返し行うことをオススメします。
出来れば、あまり親しくない人にしてもらう方が、本番さながらに練習できます。
ただ、なかなかそうもいかないでしょうから、友人や家族に手伝ってもらいましょう!
初めは恥ずかしいかもしれませんが、あなたの人生を左右することなのでそうも言ってられませんよ!
内定・引き継ぎ・退職
さぁいよいよ最終段階ですね!
でも面接が終わったからと言って転職活動は終わりではありません!
家に帰るまで遠足っていうのと同じで、退職するまでが転職活動です!
しっかりやり通しましょう!
内定後のポイント
- 内定後は入社意思を伝えよう
- 引き継ぎ期間を設けよう
- 円満に退社しよう
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内定は1週間以内に返信しよう
面接終了後、結果の連絡をもらえるのは概ね1週間かかります。
早ければ面接の際にもらえる場合もありますし、遅ければ1ヶ月程度かかる場合もあります。
気が気でないから、早く結果を教えて欲しいところですが待ちましょう!
面接の際にいつ頃返事をもらえるのか聞いておくと良いでしょう。
それに内定を勝ち取った場合、入社するのか、辞退するのか、入社意思を伝えなければなりません。
一般的に1週間程度で入社意思を伝えなければいけません。
忘れずにちゃんと返事をしましょう!
引き継ぎはゆとりを持とう
退職が決まれば、今の仕事をテキトーにして良い訳ではありませんね。
担当患者さんの引き継ぎや、管理職であれば業務の引き継ぎも多いでしょうが、患者さんに迷惑にならないよう、後任者が困らないよう、しっかり引き継ぎましょう!
口頭で伝えるだけではなく、紙にまとめるなどすると丁寧ですし、後任者も助かりますね。
決して投げつけて、はい終了って感じはやめましょう。
後任者は実際に引き継いでみてわからないことも出てくるでしょうから、引き継ぎ期間にはゆとりを持つことをオススメします。
しっかり引き継がれているのか、トラブルは発生していないのか、確認しましょう。
これはあくまでも目安ですが、引き継ぎには1ヶ月程度かかるものとして考えておきましょう。
それに、退職日直前には有休の消化などもあるでしょうから、そのことも差し引いて引き継ぎ期間を決めておくと良いでしょう。
引き継ぎに1ヶ月かける予定なのに、実際その半分は有休で出社しておらず、引き継ぎが中途半端なまま退職してしまうことがないようにしてくださいね。
円満退社を心掛けよう
飛ぶ鳥跡を濁さずって聞いたことありますよね。
どんなに憎たらしい職場でも、喧嘩別れのようになってしまっては良い事なんかありません。
転職では労力を使いますし、無駄なエネルギーを使わないという意味でも、円満退社が理想でしょう。
円満退社のメリット
- 退職日の相談がスムーズ
- 退職金の話をしやすくなる
- 後任者の選定などの引き継ぎが行いやすい
- 退職手続きに協力してもらえる
- 今後のキャリア相談をしてもらえる
ここに書いた円満退社のメリットは、実際に私が退職した時に感じた事です。
正直あまり職場に対して良いイメージはなく、あまり関わりたくなかったですが、円満退社を心掛けたことでたくさんのメリットがありました。
あなたにも是非、円満退社をオススメします。
関係のない話ですが、飛ぶ鳥跡を濁さずと言いましたが、実際は立つ鳥跡を濁さずが正解のようです。
私も知りませんでしたw
転職活動にかかる費用
転職活動ってどんな流れになっているのかは理解していただけたと思います。
ここでは、補足として転職にかかる費用をお伝えします。
具体的には以下のようなものがあります。
参考
- 交通費
- 書類作成費(写真代を含む)
- 洋服代
- クリーニング代
- 昼食代
- 郵送費
- 携帯代
たくさんの応募をすると、その分面接も増えるので遠方であれば交通費がかかりますね。
あと、書類は100円均一などで何枚か入ったものが売っていますが、これに貼る写真が高いですよね。
少しでも費用を抑える為、こんなのを紹介しておきます。
関連
私も利用しましたが、質も全然問題ないですよ!オススメです!
それに1番費用がかかりそうなのは、洋服代ですね。
最近スーツを着ていないって人は要注意です!
あまりに丈があっていなかったり、汚れていたりすれば、クリーニングでは済まず購入しなければなりません。
1度確認しておきましょう!
金額が小さいものもありますが、重なってくると大きな金額になってきます。
転職活動ではどれくらい費用がかかりそうかって言うのも、事前に把握しておく方が良いです!
出来れば、転職活動は効率良く行って、出費は控えたいものですね。
まとめ
この記事をまとめると、
まとめ
- 転職で失敗しない為には就職と転職の違いを理解する!ネガティブな理由では転職しない!活動期間を定める!
- 転職の流れは事前準備、情報収集、書類作成・応募、面接、内定・引き継ぎ・退職となっている。
これで、転職の流れは掴んだのであとは実行に移すのみですね!
転職は人生を変える大事な転換期でもあります。
めんどくさいとか言ってられないですよね。
是非この機会に真剣に自分と向き合ってください。
そして、理想の人生を歩んでいきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。