転職ノウハウ

理学療法士の転職タイミング|本当に今なのか転職適正期チェック!

定年まで今の職場にいるつもりはないし、そのうち転職をしようと思っているけど実際いつ転職をするのが良いのか気になりませんか?

人それぞれ状況が違うので、転職をするタイミングもそれぞれです。

でも、転職をしない方が良いタイミングっていうのもあるんです。

今回の記事を最後まで見ていただけると、転職するベストなタイミングが分かるようになります。

ベストな時期を見つけて、新たな理学療法士人生を始めましょう!

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転職を決意するタイミング

まず、転職を決意するタイミングはいつが良いのでしょうか?

答えは簡単です。

それはあなたが転職を考えたその瞬間です。

あなたはこれまでにいろいろ経験し、考え、そして行動してきたはずです。

それで転職が頭に浮かんできたのなら、もうそれは転職を決意するタイミングです。

転職を決意するタイミングはあなた次第です。

ただ実際に転職するには、一般的に相応しくないタイミングもあるのであなたはどうなのかチェックしてみましょう。

今回はタイプ別に以下の4つのタイミングに分けました。

転職タイミング

  • キャリアアップのタイミング
  • 求人市場のタイミング
  • 私生活のタイミング
  • その他のタイミング

それぞれ見ていきましょう。

キャリアアップのタイミング

キャリアアップのために転職を考えた時、それが本当にタイミングとしては良いのか良くないのか気になるところですよね。

よく悩む時期である下記の5つをまとめました。

よく悩む時期

  • 年齢って関係ある?
  • 20代のうち?それとも30代で?
  • 社会人何年目が有利?
  • 転職直後の転職ってあり?
  • 資格を取る前?後?
  • プロジェクト進行中?終了後?
  • 昇進する前?後?

順番に説明していきます!

年齢って関係ある?

ポイント

  • 転職の時期に年齢は関係ない
  • 年齢による有利不利は採用する側のプラン次第

まず、そもそも年齢的に適切な時期なのかどうかって気になりますよね。

私じゃ早過ぎないだろうか、反対に遅過ぎなんじゃないだろうか。

転職の時期ということであれば、年齢は全く関係ありません!

求人情報は雇用対策法によって募集時の年齢制限が禁止されているので、年齢によって就職不可となることは基本的にはありません。

だから、早過ぎたり遅過ぎたりっていうのはありません。

ただ、求人を出している企業側にも都合があります。

若手を育てるって考えのもと求人を出している企業では、できるだけ若い人が採用されるでしょう。

それに管理職を求めている企業であれば、ある程度年齢を重ねた人が採用されやすいでしょう。

20代のうち?それとも30代で?

ポイント

  • 20代と30代で求められることが違う!
  • 転職を決意しているなら早いうちに動け!

年齢的なところを言うと、20代か30代かって1つの分岐点ですよね。

私もそうでしたが、若過ぎると他で働くにはまだ早いかなって考えになりやすいですよね。

でも30代に入ってくると、今更他で働くなんてできるのかなって考えになりやすいです。

結局は転職って不安が付きまとうので、何か言い訳を探していただけなのかもしれません。

1つ言えるのであれば、転職を決意しているのなら20代のうちに行動した方が良いってことです。

一般的に転職市場では30歳を1つの区切りとして、人材として求められるレベルや条件が大きく変わると言われています。

例えば、20代では経験が浅くても若さやポテンシャルを評価されやすい傾向にあります。

でも、30代になるとマネジメント経験、専門スキルを求められる傾向にあります。

つまり、年齢を重ねれば重ねるほど求められることが多くなりやすいんです。

転職では基本的に即戦力を求められるので、求人を出している側としてはより良い人材が欲しいので当然と言えば当然です。

自己研鑽に励めば良いだけと言われたらそれまでですが、できれば転職できるハードルは低い方が良いと思います。

だから将来的に転職を考えているなら、早いうちをオススメします。

社会人何年目が有利?

ポイント

  • 一般的には社会人5~6年目が有利!
  • 未経験分野に転職するなら社会人3~4目までが良い!

年齢的なところを話してきましたが、理学療法士って3年制の専門学校卒業された方や4年制の大学を卒業された方がいるので年齢と社会人としての年数が多少異なりますよね。

社会人何年目が良いかという視点で見てみましょう。

一般的にキャリアアップに有利とされるのは5~6年目と言われています。

この年代は第一線で活躍できる経験値を持ちながら、まだまだ若さがあり長く勤めてくれる可能性があるため、採用ニーズが高い層となっているのが理由です。

それに「3年以上経験あり」と条件を設定する企業もあるんです。

やはり転職では即戦力を求められることが多いので、3年で一般常識などを身につけて、理学療法士としての経験もある程度積んだ人が欲しいってことが現れていますね。

ただ何年目が有利かっていう視点で言った時に5~6年目っていうだけで、それ以外の方が転職できないってことではありません。

要は欲しいと思われる人材になれば良いのです。

あまり年数にばかり囚われないようにしましょう!

それにもし、あなたが理学療法士を辞めて未経験の職業や業界にチャレンジするなら3~4年目までの転職をオススメします。

それは「第2新卒」という採用枠を持つ企業があるからです。

「第2新卒」というのは新卒と同等の待遇で行うキャリア採用を指します。

気になる企業があるなら、調べてみましょう!

転職直後の転職ってあり?

ポイント

  • 短期間での転職は不利になりやすい!

既に転職を経験して、また転職を決意される方もいると思います。

しっかり目的があって、キャリアプランがあるのであれば何も問題はありません。

ただ短期間で次の転職活動をすると、採用過程で不利になることがあります。

特に入社して1年以内の早期退職となると、採用してもまたすぐに退職されるのではないかと思われる場合があります。

もし会社側に原因があったとしても、転職活動では「その状況を改善するために、あなたはどんな努力をしたのか」を必ず聞かれます。

転職できない訳ではありませんが、しっかり納得して貰える答えを準備しておきましょう。

資格を取る前?後?

ポイント

  • 転職後に活かせるなら先に資格を取るべし!

勉強熱心な方であれば、様々な資格取得のために日々努力されていることでしょう。

次はあの資格を取りたいけど、転職もしたいしどうしよう。

そんな時は転職先に必須、あるいは転職活動で評価されるかを考えましょう。

例えば、介護支援専門員ってありますよね。ケアマネージャーのことです。

理学療法士で介護支援専門員の資格を取る方もいますよね。

介護支援専門員を取ろうと思った時に、次は転職して訪問リハビリをしたいって場合には先に取っておいた方が良いでしょう。

訪問リハビリでは介護保険について、ある程度知っておかなければなりません。

別に訪問リハビリをする上で、理学療法士が介護支援専門員の資格を持っている必要性はありません。

必要性はないけど、訪問リハビリが未経験でも介護保険についての勉強をある程度積んでいますよってアピールにはなりますよね。

だからこういった場合には、資格を取得後に転職した方が良いでしょう。

それに転職活動と勉強の同時進行は大変なのでオススメしません。

まずはその資格は転職後に必要なのかを考えてみましょう!

プロジェクト進行中?終了後?

ポイント

  • 実績になるなら終了後の転職が良い!

プロジェクトというとちょっと大袈裟かもしれませんが、あなたが今何か職場で関わっていることはありませんか?

あなたが中心メンバーとして地域の勉強会を始めたとか、学術発表の研究を始めたとか、新規事業の立ち上げに関わっているとか。

大なり小なり何かプロジェクトに関わっているのであれば、転職すべきか悩みますよね。

その答えとしては、実績になり市場評価が上がるのであればプロジェクトが完了した後に転職した方が有利となるでしょう。

例えば、肩関節についての研究を始めて、次は整形外科分野で働きたいと思っているのであれば、その研究や発表を実績として引っ提げて転職活動をする方が有利に働くことでしょう。

それにプロジェクトの途中で抜けてしまうと、円満退社に繋がらない可能性も出てくるので避けたいところです。

企業は基本的に人材がすぐに欲しいタイミングで採用選考を行うので、遅くても内定から2ヶ月以内には入社を求められることが多いです。

プロジェクトをやり遂げる、もしくはある程度落ち着いた段階で転職できるようスケジュールを調整する必要があるでしょう。

昇進する前?後?

ポイント

  • どんなキャリアを積みたいかを考える必要がある!

目の前の仕事を必死でコツコツやり遂げてきた時、昇進の話もあるでしょう。

おめでとうございます!あなたは本当に凄いですね!

でも転職を考えている時期に昇進の話が来ると、どうしようか悩みますよね。

そんな時には、これからどんなキャリアを積んでいきたいのかを考えましょう。

昇進によってマネジメント経験が得られます。

あなたが管理職としてキャリアを積みたいのであれば、昇進の実績は転職活動において絶好のアピール材料となるので、昇進後の転職が良いということになります。

ただ昇進したポジションである程度の成果を出してからでないと、「マネジメント経験あり」とは認められません。

少なくとも1年くらいは管理職として働く必要があるでしょう。

反対に管理職は絶対にやりたくないって方は、昇進前に転職しても問題はないでしょう。

ただ正式に昇進する前にしっかり転職の意思を伝えるなど、今の職場への配慮を忘れないようにしましょう。

「立つ鳥跡を濁さず」を心掛けてくださいね。

求人市場のタイミング

求人市場では、価値が上がるタイミングがあるのか気になりますよね。

1年のうち、いつ需要が高まるのでしょうか?

1年のうち有利なのは何月?

ポイント

  • 年度末には求人が増える傾向がある!
  • 昔ほど時期は気にしなくて良い!

一般的に年度末は求人数が増えます。

理由は年度末に退職者が増えたり、人事異動があったりするのでその補充です。

だから2~3月に求人が増えやすくなる傾向があります。

それに上半期の終了や人事異動のある9~10月にも求人が増えやすい傾向があります。

その他にも賞与を貰ってから転職する人が多い、1月と7月に合わせて中途採用の求人を出すところもあります。

ただ全ての企業で3月が年度末って訳ではありません。

最近では転職することが当たり前になってきて、通年採用を行う企業も増えました。

だから現在は世間が思うほど、時期によって転職活動の有利・不利に差があるわけではありません。

転職を決断したタイミングや仕事の引き継ぎしやすいタイミングなど、1年のうちであなたの都合で良いタイミングで問題はないでしょう。

私生活のタイミング

転職は私生活のタイミングも大切です。

転職って仕事の話ですけど、プライベートは決して引き離せませんからね。

私生活で悩む時期の以下の4つをまとめました。

注意ポイント

  • ボーナス支給前?後?
  • 結婚する前?後?
  • 出産する前?後?
  • 家を買う前?後?

順に見ていきましょう。

ボーナス支給前?後?

ポイント

  • ボーナス支給規定を確認すべし!

ボーナス支給前後の転職はどちらがいいのかは人によります。

理由としては今の職場で貰う方が金額が多いのか、転職先で貰う方が金額が多いのかで異なるからです。

当然ですが、ボーナスを受け取るタイミングを念頭に置いて転職する人が多いです。

貰えるものはちゃんと貰った方が良いですもんね。

まずは、今働いている職場の賞与算定期間や賞与支給時期などボーナス支給規定を確認しましょう。

ボーナス支払日在籍条項の有無にも注意する必要があります。

それに今の職場でボーナスを貰う場合には、ボーナス支給後に退職を申し出るようにしましょう。

あまり早く退職を申し出ると、ボーナス支給額が減らされる場合もあります。

ボーナス支給後に退職を申し出る時の注意点として、しっかり引き継ぎ期間を設けるという点です。

ボーナスを貰った翌日に退職を申し出て、あとは知りませんといったことのないようにしましょう。

円満退社に繋がらない可能性が高いのでオススメしません。

転職先でボーナスを貰った方が多く金額をもらえる場合には、ある程度今の職場でのボーナスは諦めて早く転職先に勤めた方が良い場合もあります。

一般的に試用期間は賞与算定期間に含まれませんからね。

早めに転職することで転職先の賞与算定期間を長くして、長期的に見ると多くのボーナスを受け取ることができる場合もあるんです。

ただ、内定から入社までの期間は長くても3ヶ月と言われているので、ボーナスを貰うことばかり意識して折角の良い求人を見逃さないようにしてくださいね。

結婚する前?後?

ポイント

  • 結婚=産休、育休がある人と捉えられる!

理想は結婚前に1年ほどの余裕を持って転職することをオススメします。

まず結婚直後の転職活動では不利になる可能性があります。

それは企業側としては、折角雇ったのに産休や育休で穴を開けられることを嫌がるからです。

男性も育休を取るようになってきたとは言え、やはり女性で産休や育休をイメージされやすくなっています。

それに新婚だと新婚旅行もあるでしょうが、転職直後では長期休暇はまず取れませんので注意してください。

そもそも長期休暇が取れたところで、入ってすぐ長期で休むということは同僚たちから良い風には見られません。

今後長く勤めることを思うと、いきなり印象を悪くするのは得策とは言えませんね。

出産する前?後?

ポイント

  • 女性の転職活動に大きく影響する!

結婚と同様に出産も長期プランを立てておくことをオススメします。

それは子どもを産んで復帰するタイミングで転職は難しいからです。

転職は出産前がベストでしょう。

転職してすぐ出産するのではなく、ある程度の実績を出して産休・育休できるよう長期的な視点が必要となります。

それに、転職後1年以内は育休を取得できない可能性があるので注意してください。

<育児休業を取得できる方の範囲>

1.期間の定めのある労働契約で働く方は、申出時点において、以下の要件を満たすことが必要です

①同一の事業主に引き続き1年以上雇用されている

②子どもの1歳の誕生日以降も引き続き雇用されることが見込まれる

③子どもの2歳の誕生日の前々日までに、労働契約の期間が満了しており、かつ、契約が更新されないことが明らかでない

2.以下の要件に該当する場合は、育児休業を取得できません(対象外とする労使協定がある場合に限る)

①雇用された期間が1年未満

②1年以内に雇用関係が終了する

③週の所定労働日数が2日以下

3.日々雇用される方は育児休業を取得できません

厚生労働省

育休なしで職場復帰するのはかなり困難なので、転職と出産についてはかなり慎重に計画を立てるべきでしょう。

家を買う前?後?

ポイント

  • 住宅ローンには審査があるから転職前!

家を購入するのであれば、転職前がオススメです。

ほとんどの方は住宅ローンを組んでの購入だと思いますが、この住宅ローンには審査があります。

住宅ローンって転職直後では審査が通りにくくなります。

車を買うのとは比べものにならないくらい厳しいですよ。

私も住宅ローンを組みましたが、「この月はカードの支払いが多いですが、どういう理由ですか?

証明してください」など言われました。

「そこまで見られるの?」って感じでしたが、まぁ何千万とかって話ですからね。

銀行側も慎重になるのはわかります。

だから家を購入する予定があって現在の会社の勤務年数が長いのであれば、住宅ローンを組んでから転職するのが良いでしょう。

あっちなみに理学療法士って国家資格だから、その点はプラス査定にはなりましたよ。

その他のタイミング基準

キャリアアップ、求人市場、私生活以外のタイミングも見ておきましょう。

年末の転職

ポイント

  • 面倒くさがりかどうか

他の月になくて、12月にあるものな~んだ?

答えは年末調整です。

年末調整も転職に関係があります。

12月末まで以前の会社に勤務していたり、年内に再就職先が決まったりした場合は、会社が年末調整をしてくれます。

ところが、年末調整以前に退職して失業したまま年を越すと翌年自分で確定申告をしなければなりません。

まぁ確定申告ってめんどくさそうですが、ネットでサクッと調べればそんなに難しくない場合がほとんどです。

心配なら当該地域の税務署が親切に教えてくれますよ。

あなたの地域の税務署はこちらから。

それでも面倒くさいなら、年末調整後に転職することをオススメします。

会社が倒産

ポイント

  • 失業給付金があるうちに転職を決めよう!
  • 失業給付金は勤務年数で変わる!

転職なんか考えていなかったとしても、会社が倒産してしまえばそうも言ってられません。

会社が倒産しての転職では、失業給付金(失業手当)が貰える間に転職先を決めることを目標にしましょう。

この失業給付金(失業手当)が貰える間っていうのが、「10年未満か10年以上か」で30日の差が出るのでしっかり確認しておきましょう。

あなたの当該地域のハローワークはこちらから。

実際に倒産していなくても、会社の先行きが不安な場合には転職も想定しておいて損はないでしょう。

まとめ

今回の記事をまとめると、

まとめ

  • 転職を決意するタイミングはあなたが転職を考えたその瞬間!
  • キャリアアップのタイミングは若いうちの方がハードルは低い!退職は円満退社を目指せ!
  • 求人市場のタイミングは1年のうちではあなたの都合で良いタイミングで問題はない!
  • 私生活のタイミングは結婚、出産など長期的な視点が大切!

転職だけでもいろんなタイミングがありますね。

どのタイミングにするかは人それぞれですが、やめておいた方が良いタイミングだけ注意しましょう!

例えば、家を購入予定なのに先に転職してしまったなど。

住宅ローンが組めず購入が大幅に先送りになるなど、取り返しがつかないことにもなりかねません。

ただ、やめておいた方が良いタイミング以外はいつでもいいんです!

この記事を参考にして、1歩踏み出せることを願っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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