働く場所

経験者談|急性期では患者さんのちょっとした変化がわかるようになる!

理学療法士の働く場所って限られているとはいえ、意外に多いのが事実。

なんとなく「こんなところがあるよなぁ」っていうのがあっても、実際に働いてみないとわからないことが多いですよね。

例えば、「回復期」での経験はあるけど「訪問リハビリ」での経験がない。

だから、「訪問リハビリって、だいたいこんな感じかなぁ」しかわかりません!みたいな。

働く場所を決める時にもっと情報があれば良くないですか?

事前にいろいろ知れるのなら、知りたいですよね!

そんな知りたいって願いを叶えるため、経験者の方にお願いして、教えてもらいました!

今回は30代の女性理学療法士の方に、「急性期病棟で働くメリット(魅力)、デメリット(大変さ)」を聞いてきました!

急性期病棟で働くメリット(魅力)、デメリット(大変さ)は何?

私は経験年数12年目の理学療法士です。

卒業後に急性期病棟と慢性期病棟がある一般病院に就職しました。

入職後は、急性期・慢性期・外来リハビリと幅広い分野で経験を積むことができました。

こちらの病院に6年間勤務し、現在は慢性期病院で働いています。

急性期・慢性期・外来リハビリと幅広い分野で働いた経験から、今回は急性期病棟で働いて感じたメリットやデメリットについてお伝えしていきます。

  1. 急性期病棟のある病院で働きたいと思ったきっかけ
  2. 急性期病棟で働いて感じたメリット
  3. 急性期病棟で働いて感じたデメリット
  4. 急性期病棟はこんな人にオススメ!

1.急性期病棟のある病院で働きたいと思ったきっかけ

専門学校では長期実習で回復期と慢性期の病院に行きました。

就職先を考えた時、実習では行っていない急性期リハビリの分野を経験したいという思いがありました。

また、スタッフが多く、勉強会がたくさんある職場がいいと思い、教育体制が整っている急性期と慢性期の病棟がある一般病院に入職しました。

2.急性期病棟で働いて感じたメリット

急性期病棟で働いて良かったメリットは2つあります。

  • 急変の対応や患者さんのちょっとした変化がわかるようになる。
  • 職場の上司や先輩に教えてもらいながら理学療法士として知識や技術を得ることができる。

・急変の対応や患者さんのちょっとした変化がわかるようになる

入職1年目にはじめて頚椎症の術後の患者さんを担当したときの経験を話しますね。

頚椎症の術後リハビリは翌日から始まります。術後翌日にベッドから起きて歩行の評価を行っていくのですが、モニターやドレーン、点滴、尿道カテーテルといったルート類が多くつながれていて、最初はルート類を引っこ抜いてしまうんじゃないか不安もありました。

先輩からは、ベッドから起きる前にバイタルに問題がなくても、起きた途端に起立性低血圧を起こす方もいるとのアドバイスを事前にもらっていました。

はじめて担当した患者さんでも、バイタルはもちろん、患者さんの表情や訴えをよく観察しながら訓練を進めて、起立性低血圧やルート類のトラブルもなく順調に歩行訓練まで進みました。

 

・職場の上司や先輩に教えてもらいながら理学療法士として知識や技術を得ることができる。

急性期病棟はスタッフが多く、先輩にわからないことが聞きやすく教育体制が整っていて、スキルアップを図るためにも良い環境だ、というのが私の経験から感じる特徴です。

私の職場は理学療法士、作業療法士、言語聴覚士がいる部署で、定期的にカンファレンスや勉強会が行われていました。

カンファレンスでは患者さんのことで悩んでいることも相談できて、分からないことは先輩からのアドバイスですぐに解決しやすい環境でした。

勉強会も定期的に行われていて、理学療法士としての知識や技術を得ることができました。また、院外の勉強会で学んだことを臨床での経験を踏まえて、治療につなげるための必要な知識を分かりやすく教えてくれました。

3.急性期病棟で働いていて感じたデメリット

急性期病棟で働いて感じたデメリットは2つあります。

  • 書類業務が多く、残業が当たり前!
  • プライベートとの両立が難しい。

・書類業務が多く、残業が当たり前!

仕事を始めたときは、急性期病棟の在院日数は病気の治療やリハビリの状況によって患者さんごとに違いました。

診療報酬の改定によって、在院日数の短縮化や在宅復帰率の向上が求められ、患者さんの入れ替わりが多くなりました。

担当患者数は20名前後で、1日20単位の中で患者さんの優先順位を考えて1日12名ほどリハビリを実施していました。患者さんの入れ替わりが多くなるとリハビリ実施計画書や退院時サマリーなどの書類業務も増えていきました。患者さんのリハビリが終わるのは17時過ぎなので、診療記録や書類を作成してやっと退社するのは20時。

くたくたになって家に着くと夕食も食べずに、そのままベッドで寝てしまう日々でした。

 

・プライベートとの両立が難しい

急性期病棟で働いていた時はリハビリ実施計画書や退院時サマリー、カンファレンス記録といった書類作成のための残業が多く、くたくたになって家に帰る日も多かったです。

また、休憩時間や業務時間外に部署内でのカンファレンスや勉強会も頻繁に行われていたので、プライベートも仕事や勉強に費やす毎日でした。

「仕事おわりにヨガに通いたかった。」

「休日は友達と海外旅行に行きたかった。」

もっと休みがほしいというのが本音でした。

4.急性期病棟はこんな人にオススメ!

  • 多くの症例を経験したい人
  • スキルアップを図りたい人

急性期病棟は在院日数の短縮化もあり、患者さんの入れ替わりも多いです。そのため「短い時間でいかに最適なリハビリテーションを行うか」ということが大事になってきます。

症例数も多く、たくさんの知識や技術が必要となるため理学療法士として大きく成長できる職場です。

また、教育体制が整っている病院も多く、スキルアップしやすい環境です。新卒者や経験年数の浅い人、スキルアップを図りたい人には向いている環境ではないでしょうか。

まとめ

お話をまとめると、

まとめ

  • 急性期病院のメリットは、急変の対応や患者さんのちょっとした変化がわかるようになることと、職場の上司や先輩に教えてもらいながら理学療法士として知識や技術を得ることができることの2つ!
  • 急性期病院のデメリットは、書類業務が多く残業が当たり前なことと、プライベートとの両立が難しいことの2つ!
  • 急性期病院は、多くの症例を経験したい人や、スキルアップを図りたいにオススメ!

急性期では患者さんの入れ替わりが激しいので、とても多くの疾患を経験できそうですね!

担当する患者さんとは短いお付き合いになるので、少し寂しい気もしますが、理学療法士としてのスキルは高められる環境なのではないでしょうか。

具体例もあって、急性期病棟っていうのがどんなところなのか、かなりイメージできたんじゃないでしょうか!

経験者の方に教えてもらえることって、なかなか無いので、ぜひ参考してください!

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