働く場所

経験者談|デイサービスでは型にハマらない自由なリハビリができる!

理学療法士の働く場所って限られているとはいえ、意外に多いのが事実。

なんとなく「こんなところがあるよなぁ」っていうのがあっても、実際に働いてみないとわからないことが多いですよね。

例えば、「回復期」での経験はあるけど「訪問リハビリ」での経験がない。

だから、「訪問リハビリって、だいたいこんな感じかなぁ」しかわかりません!みたいな。

働く場所を決める時にもっと情報があれば良くないですか?

事前にいろいろ知れるのなら、知りたいですよね!

そんな知りたいって願いを叶えるため、経験者の方にお願いして、教えてもらいました!

今回は30代の男性理学療法士の方に、「デイサービスで働くメリット(魅力)、デメリット(大変さ)」を聞いてきました!

デイサービスで働くメリット(魅力)、デメリット(大変さ)は何?

私が大きな法人で働いていた時に、異動でデイサービスでのリハビリを行う部署に2年程在籍していました。

その2年の中で、デイサービスでリハビリを行う魅力を3 つ程感じました。

魅力の1つ目は利用者さんとの関係性をしっかり作れる事です。

病院では算定期間が決まっているため、深い関係を作るのは難しいかと思います。しかりデイサービスでは、期間が決まっていないため付き合いが長くなります。

どうしても相性はあるかと思いますが、利用者さんとの関係が上手く作れると働いているのが本当に楽しくなります。

昔より減ってきていますが、当時は利用者さんがデイサービスに様々な物を持ってきてくれました。

農家さんなら、季節の野菜や稲刈りの時期には新米を持ってきてくれて「皆で分けて持って帰って。」など多かったです

基本的に物のやり取りは禁止されていますが、利用者さんの気持ちがこもった物を受け取らない、ということができない状態もあります。

利用者さんも私達の事を認めてくれているから「何か職員にしてあげたい。」と考え、私達も仕事の関係+αで関わっているイメージです。

2つ目は型にはまらないリハビリが行えることです。

どうしても病院などで働いていると「こういう風に治療する。」と言うことがありますが、デイサービスでリハビリをやる際は自由度が非常に高いです。

指先が上手く使えない片麻痺の方とプラモデルを作ったり、利用者さん用の喫煙所まで歩く練習をし、一服して帰ってくるという事もありました。

利用者さんの興味があることやチャレンジしたいこと、好みなども含めて楽しみながらリハビリを行えるのは、理学療法士側も楽しめるためとても魅力的です。

3つ目はメリット、デメリット両方含まれてしまうのですが、地域での活動を通して理学療法士の活動の幅を広げることが出来ます。

私が働いていた法人では当時デイサービスをどんどん立ち上げていました。

「新しいデイサービスを宣伝したい」と言う上層部の思惑もありますが、年に1回、市民講座を行っていました。

資料作成など、かなりの残業になりますが、年俸制だったため残業代はつきません。

参加対象は自由なため、指導する立場の方から介護認定を受けている人まで幅が広く、ターゲットを決めるのが非常に難しかった記憶ががあります。

大体は転倒予防の内容になりますが、そこに少しだけマニアックな話を付け加えるなど、飽きないような工夫をしていきます。

自分の頭の中の整理にもなるため、私としてはポジティブな印象がありました。

それに、この市民講座の宣伝で私はテレビ出演をしてしまいました。

ある日、施設長から呼び出され「◯月◯日、お昼のテレビ番組出るから準備しておいてねー」と通達を受けました。リハビリ代表として私、そしてイケメン・美人スタッフの3人で人生初のテレビ出演が急遽決まりました。

テレビ出演の原稿は施設長が作ってくれたので助かりました。しかし、本番は台詞が飛ぶものです。「生放送の怖さ」を痛感しました。

デイサービスで働くデメリットも、もちろんあります。

まずは医師が居ないため、利用者さんの状態が分かりにくいことや急変の対応が難しいことです。

ケアマネージャーと本人、家族からの情報が主になるため、詳しい検査の結果などの情報は無い場合が多いです。

「この人にこれ使って良いのかな?」と言うこともあり状態の判断が難しいこともあります。

例えば、私の働くデイサービスには下肢の浮腫改善のためにメドマーがあります。

禁忌になる方はおおよそ把握しているとはいえ、心疾患で状態によっては安全面を考えて使用を控えた方が良い方もいます。

それに、利用者さんの状態が急変した場合も、現場の判断で行動しなければいけないのでプレッシャーを強く感じます。

私がリハビリを行っていた最中に、利用者さんの意識が無くなったことがあります。

理学療法士も医療職ではありますが、状態が急変した場合の対応はバイタルチェックと看護師さんに状況を説明するくらいしか出来ません。

救急車が来るのを待っている時も、なかなか心が穏やかではいられませんでした。

デメリットの2つ目は、利用者さん1人に対しての介入時間が長くとれないことです。

デイサービスでは個別リハビリの時間や人数の決まりが無いため、病院などと違い、まとまったリハビリ時間が取れません。

病院だと20分1単位での計算ですが、デイサービスではそれがありません。

デイサービスでは1回の介入でいくら、という感じです。

1回の介入と言うことで考え方によっては長い時間も出来るのですが、そうするとデイサービスでの収益がとれなくなります。

デイサービスのリハビリ単価は病院、老健と比べると格段に安いのです。

そのため多くのデイサービスでは利用者さん1人あたりの介入時間を削られ、15分程度の限られた時間で最大の効果を出せるようにしなければいけません。

ベテランなら可能かも知れませんが、まだ経験が浅い時は本当に難しいと思います。そのため新人の指導も大変でした。

以上が私がデイサービスで働いていて感じたことになります。

大変なことも有りますが、同じ利用者さんとしっかりとした関係性が作ることが出来て、遊びをまじえながらリハビリの介入が出来る魅力があります。

型にはまらず、自由な発想でリハビリを楽しんで行きたい人に、デイサービスはオススメです。

まとめ

お話をまとめると、

まとめ

  • デイサービスの魅力は3つ!利用者さんとの関係性をしっかり作れること!型にハマらないリハビリが行えること!地域での活動を通して理学療法士の活動の幅が広がること!
  • デイサービスの大変なところは2つ!医師が居ないため利用者さんの状態が分かりにくく、急変の対応が難しいこと!利用者さん1人に対しての介入時間が長くとれないこと!
  • 型にはまらず、自由な発想でリハビリを楽しんで行きたい人に、デイサービスはオススメ!

デイサービスは、より地域と密着できる職場のようですね!

理学療法士として、リハビリの介入時間が短い難しさはあるでしょうが、型にハマらないリハビリができるなんて腕の見せ所です!

それに地域での活動を通して、理学療法士の活動の幅が広がるなんて、素敵ですね!

理学療法士って狭い世界で閉じこもっている感じもありますもんねw

具体例もあって、デイサービスっていうのがどんなところなのか、かなりイメージできたんじゃないでしょうか!

経験者の方に教えてもらえることって、なかなか無いので、ぜひ参考してください!

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