働いていると必ず経験するのが、「人間関係」の問題。
できるなら、もっと楽しくハッピーに働きたいですよね!
でも、現実は悩みが絶えないもんですよねぇ。
「なんであんな態度なんだろう?」
「もっと働けよ!」
「こんな職場もういられない」
一度はこんな愚痴漏らしたことがあるんじゃないでしょうか。
そんな人間関係にお悩みのあなたに、人に関わるってことは銀行口座を持つようなもんなんですよーって記事を書いてみました。
最後まで読んでもらえたら、きっと人間関係の悩みを解決できるヒントになりますよ!
参考にしてみてくださいね!
悩みを減らすなら定期預金しよう!
あなたに今、悩みをもたらしている人間関係の原因は「信頼」が足りないからです!
信頼関係が築かれてさえいれば、何の問題もないはずです。
この記事では、わかりやすくするため信頼をお金で例えますね。
例えば、初めて会った人とは口座にお金がない状態と言えます。
預金ゼロの関係。
信頼を得られるようなことすれば口座にお金がたまり、信頼を失うようなことをすれば口座からお金がなくなっていきます。
だから、良好な人間関係を築くには、ドンドン預金をしていかなければなりません。
口座残高が多ければ多いほど、厚い信頼で結ばれた素晴らしい人間関係と言えます。
でも反対に、口座残高が0に近いような状態だと、とてもじゃないけど良い人間関係とは言えません。
時には0を通り越して、借金をしているような人間関係もあるでしょう。
今まさに人間関係で悩んでいる人は、口座残高があまり残ってないか、0に限りなく近いか、もしかすると借金しているかもしれません!
だから、人間関係の悩みを無くすには、信頼を得て口座へ預金していきましょう!
借金は苦労する
信頼を失うようなことがあると、口座から自動的に預金がおろされてしまいます。
例えば、約束を破ったり、嘘をついたり。
約束を破られた、はい1,000円。
嘘をつかれた、はい500円。
ってな感じで、嫌でも預金が減っていきます。
信頼関係が崩れていく様子が見えますね。
だから、口座残高が少ないと、その人と信頼関係が崩れているということです。
信頼関係が築けていないから、その人間関係に悩むのです。
それに口座残高が少ない人は、人間関係で悩むって言いましたが、少しでもあるだけマシです。
問題なのは借金してる人、つまり不信感を抱かれている人です。
どういう状態かというと、些細なことでもマイナスに働いてしまう状態です。
この物事がマイナスに働くような人間関係ってしんどいですよ。
例えば、あなたとAさん、Bさんがいたとしましょう。
あなたとAさんは口座残高が100万円、AさんとBさんは口座残高が1万円しかないとします。
あなたとBさんは、Aさんからスマホを借りてYouTubeを見ることにしました。
あなたは左手、Bさんは右手を出して、片方ずつスマホを持つながら、ケラケラと漫才でも見ていた。
ちょっと油断したその時、スマホが手から滑り落ち、画面が割れてしまいました。
当然、あなたとBさんは深く反省をして、Aさんに謝りました。
Aさんの対応はどうだったでしょう?
もちろんAさんは2人に怒りました。
でも、口座残高が多いあなたにはあまり嫌悪感を抱くことはありませんでしたが、口座残高の少ないBさんに対してはそれから口をきくことはなくなってしまいましたとさ。
「そんな訳ない」って思いましたか?
でも、実際にあり得るんです。
同じ失敗をして、同じように謝っていたとしても、口座残高の違いで相手の態度も変わっちゃうんです。
だって、「口座残高=信頼度」だから。
借金で痛い目に遭いました
私はよく寝坊するんですが、大学時代の話を1つだけ。
私の通っていた大学は結構遠かったんですよ。
片道2時間くらいかけて、電車で通学していました。
だから朝一番の講義がある日には、6時台とかの電車に乗るんですが、まぁ間に合わないことw
遅刻が続くと大学の教員に怒られるんですね。
当然と言えば、当然。
電車の遅延とかも結構あるんですよ。
「でもそんなの関係ねぇ」ですよねw
そんなこんなで、大学教員との口座残高は0ってか他にもいろいろあったんで、借金状態ですよw
すると、他の生徒と違うことが起きるんですよ。
ある日、またまた遅刻してしまったんですね。
でもその日は、真面目な生徒も同じように遅刻してしまったんです。
どうなったか。
私はこっ酷く怒られました。
一緒に遅刻した真面目な生徒は、「大丈夫か?何かあったのか?」って逆に心配までされる始末。
同じようなミスをしても、借金状態のヤツは怒られるし、口座残高が多くある真面目ちゃんは心配される。
そんな理不尽なようなことも、口座残高の違いで起こってしまうんです。
今から預金始めても…
確かに崩れてしまった人間関係を修復するのは大変です。
今更どうすればいいのか、わからなくなってしまいますよね。
そんなあなたに、預金するための6つのポイントをまとめました!
預金するための6つのポイント
①相手を知る
まず相手のことをきちんと知らなければ、その相手にって何が預け入れになるかわかりません。
あなたが良かれと思ってやったことも、もしかしたら相手には良くなかったってことにもなるかもしれません。
例えば、私は学生時代にこんなことがありました。
私はあまりお片付けが得意ではありません。恥ずかしい。
机の上は、まぁまぁグチャグチャですw
でも、グチャグチャなりにどこに何があるのかわかっています。
ある日、家に帰ると机の上がめちゃくちゃ綺麗になってたんですね。
すると、母親が「汚かったから綺麗にしといたでぇ」って。
私は「オカン何してくれてんねん」って思いました。
さすがに怒鳴りつけたりはしませんでしたが、この片付けられていたことに関して、母親の口座残高が減りました。
母親は口座残高が増える、と思っていたのにも関わらず。
相手のことを大切に思うのであれば、相手にとって大切なことを、あなた自身も大切に思う必要があるんですね。
②「それくらい」と思わない
目配り、気配り、心配りはどんなに小さくとも大切です。
決して「それくらい」とバカにしてはいけません!
人間関係では、小さなことは大きなことでもあるんです。
例えば、挨拶って大切だと思いませんか?
小さなことかもしれませんが、私はとても大事だなぁと思っています。
私は訪問リハビリの経験があって、いろんな施設にも行きました。
私は初めて会ったスタッフなどにも、すれ違えば、「こんにちは」って挨拶してたんですね。
普通のことだと思います。
別に特別なことをしていて自分が偉いとかは思わないんですが、挨拶を無視する人がいるんですよね。
チラッとこちらを見るだけw
「いや、せめて会釈せんかい」って思ってしまうんですよね。
反対に、めちゃくちゃ笑顔で「こんには!今日は暑いですねぇ」って言ってくれる人もいるんです。
後々、患者さんのことで施設にお願いがある時なんかは、笑顔で挨拶してくれるスタッフに頼みますね。
いなければ探しますw
だって信頼できるから。
その人のことは、深くは知りませんよw
でも、挨拶だけで他の人なんかより信頼できるんですよね!
③約束は死守
約束を守るってことは、めちゃくちゃ預金できます。
反対に、約束を破ればめちゃくちゃ預金を引き出されます。
約束を守ることは当たり前ですよね。
だから、当たり前のことができると信頼されるし、当たり前のことができなければ信頼はされません。
当然っちゃ当然ですよねw
私は朝起きが苦手です。
良い歳して本当に情けなく思います。
休みの日なんか、本当に寝坊しまくりで自己嫌悪にも陥るくらいですw
たまに嫁から「明日は9時から家族でお出かけに行こー」って言われて、快くOKします。
「9時に出かける」という約束ができました。
次の日、無事に9時に起床しましたとさ。
当然、普段は温厚な嫁も激おこプンプン丸ですよw
そんな時私は言うんです。
「次の休みは9時からお出かけしよう」って。
そしたら、嫁からこう言われるんですよ。
「信用ならない」ってw
④期待値を示す
人間関係で問題になるのは、「すれ違い」が多いです。
相手は「ここまで」やってくれるだろうと思っていても、あなたの行動が相手の「ここまで」に達していないこともあります。
すると、やっぱり相手のあなたに対する信頼、口座残高が減ります。
理学療法士ならば誰もが経験する実習。
私は実習の時に、バイザーから「デイリーノートは適当で良いよー」って言われました。
デイリーノートよりも、患者さんのことを考えて欲しいってことでした。
言われた通り、私はデイリーノートをテキトーに済ませて次の日を迎えました。
バイザーはデイリーノートを見て「何これ」ってめっちゃ機嫌が悪くなりました。
バイザーが求めていたテキトーっていうレベルに、私のテキトーってレベルが達していなかったんですね。
それはそれは、バイザーから悪い評価表を返してもらいましたよw
出来るだけ詳細にこんなものを求めていると伝える、期待値を示すことで、お互いの求めていることに相違がないようにする必要があります。
⑤誠実であれ!
相手のことを理解し、細かなことにも注意し、約束を守り、期待値を示すようにしていても、誠実でなければ全てをぶち壊すことになります。
上司の前では愛想を振りまいているけど、上司がいなくなった途端に同僚などに陰口を言っていてはダメです。
自分の評価を落とさないように、上司に事実と少し違うこと報告するとか、嘘はダメです。
いつもこれをやってあげてるんだから、当然休みくらい代わってくれるだろうとか、見返りを求めてはダメです。
誠実さを持たなければ、全てが水の泡となってしまいます。
簡単に言えば、誠実っていうのは誰にでも平等に接するってことです。
私は高校の時、野球部に所属していました。
月日が経過して、10数人の後輩ができるんですね。
とある後輩は、目配り、気配り、心配りもできて、ちゃんと言われたこともやるし、約束を守れるんですよ。
でもね、監督がいなくなると、めちゃくちゃ陰口を言っちゃうんですw
気持ちはわかるんですが、どうも自分も陰で言われてるんじゃないかと感じましたね。
良いヤツなんですよ!
でも、全幅の信頼は得られない勿体ないヤツになっちゃいましたね。
⑥間違いを認めて謝る
気をつけていても口座残高を減らしちゃう時もあります。
だって人間なんだもの。(どこかで聞いたようなw)
だから、間違ってしまった時などは誠意を持って謝らなくてはいけません。
この謝るって行為は時に、口座残高を増やせることもあるし、逆にさらに減らしてしまうこともあります。
あなたも子どもの時に、親に怒られたことがありますよね?
もちろん私もあります。むしろあなたより多く経験している自信がありますw
で、「こんなこともうするなよ!わかったな?」って怒鳴られたとします。
返事をしなかったり、声が小さかったりしたら、「返事は?」って言われましたよね。
ダルいなぁ、でもまぁ謝らなあかんなぁって思いながら謝ったことありませんか?
「はいはい」って。
そしたらどうなりましたか?
「なんもわかってないんやなー!」って火に油を注ぐ結果を経験された人も多いのではw
いきなり貯金したい
相手を知る、「それくらい」と思わない、約束は死守、期待値を示す、誠実であれ!、間違いを認めて謝る、預金するための6つのポイントどれを見ても気付いたことありませんか?
そうです!
どれもコツコツ貯めていかなければいけません。
宝くじが当たるように、いきなりドカーンって預金は増えませんw
悲しいですが、これが現実です。
信頼って本当にお金と一緒ですよね。
いくら預金を心掛けていても、借金状態のような人間関係ではなかなか貯金状態へと改善するのは難しいです。
でも、「いきなり貯金したい」って思いますよね?
そんなあなたに良いことを教えましょう!
さすがに、いきなり口座残高を爆発的に増やすことはできませんが、ただ少しでも早く貯金できる方法があります!
それは、付き合う人を変えることです!
借金をチャラに!切り札【徳政令】
今、人間関係に悩んでいるってことは、今の付き合っている人とは借金状態の関係ってことですよね。
借金状態から貯金状態へと状況を変えるには、時間がかかります。
だから、口座残高0の人と付き合うようにして、貯金状態の関係性を早く達成してしまうんです。
つまり、職場の人間関係で悩んでいるのなら、職場を変えてしまうのが良いでしょう。
昔、借金を帳消しにする徳政令というのがありました。
あっもちろんあまり詳しくは知りませんので、下記を参考にw
徳政令(とくせいれい)とは、日本の中世、鎌倉時代から室町時代にかけて、朝廷・幕府などが土倉などの債権者・金融業者に対して、債権放棄(債務免除)を命じた法令である。
wikipedia
信頼関係の借金もチャラにできたら良いですけどねぇ。
気持ちはわかりますが、できないことにエネルギーを使うべきではありません。
あなたができることにエネルギーを使いましょう!
まとめ
今回の記事をまとめると、
まとめ
- 悩みをもたらしている人間関係の原因は「信頼」が足りないから!人間関係の悩みを無くすには、信頼を得て口座へ預金するべし!
- 信頼を失うようなことがあると、口座から自動的に預金がおろされてしまう!「口座残高=信頼度」だ!
- 預金するための6つのポイントは、相手を知る、「それくらい」と思わない、約束は死守、期待値を示す、誠実であれ!、間違いを認めて謝ること!
- 借金を帳消しにする徳政令なんてない!職場の人間関係で悩んでいるのなら、職場を変えてしまうのが良い!
お金も信頼もコツコツ貯めていくしかありませんね!
信頼を貯めるポイントを掴んで、新たな職場で信頼し合える人間関係を築きましょう!
今よりも断然に充実した日々が送れますよ!