結婚して、家族が増えると、アパート暮らしはちょっと狭く感じてきますよね。
アパートでの、上下左右の部屋の方に遠慮した生活も、家族が増えるとどんどん辛くなっていきます。
子供が小さいと、広くはなくても庭があると楽しいでしょう。
自分はマイホームのことは考えなくても、奥様からマイホームをせがまれる時もあるのではないでしょうか。
夢のマイホーム、でも理学療法士の給料で本当に買えるのかな?ローンが払い続けられるのかな?って心配になりますよね。
マイホームは安くない買い物ですが、しっかりと準備をして計画を練って購入することで少しでも安く買うという姿勢が大事です!
この記事では、マイホーム選びをこれから始める方へ、マイホームをできるだけ安く買うコツをお伝えします!
これからお伝えするコツを参考にしながら、マイホームを手に入れる準備を始めて、自分の希望が叶う家に出会いましょう!
マイホームをできるだけ安く買うコツ3つ
家を買う、あるいは建てるといっても、何から始めてみたらいいのか分からない。
我が家も全くそんなところからスタートしました。
そして建売住宅を実際に購入した経験から、安く買うコツはたくさんあることが分かりました。
ここでは、ゼロから住宅購入を始める方に知ってもらいたい3つのコツを説明したいと思います。
建売住宅と注文住宅では、どっちが安い?
一戸建てを購入するのには、土地付きの建物を買う「建売住宅」と、土地を買ってそこに家を建てる「注文住宅」があります。
街を車で走っていて、新築の家の前に「〇〇〇万円」のように看板が付いているところを見たことがあると思います。
値段が付いている家はだいたい建売住宅です。
同じ地域の建売住宅と注文住宅では、最初から建っている建売住宅のほうが注文住宅よりも安くなります。
建売でも注文でも、例えば同じ土地に同じ建物を建てたら、値段は同じになりますよね。
でも、注文住宅では家を建てるときの材料をその建物用に揃えていきますが、建売住宅は違います。
同じような建売住宅がいくつも並んで一緒に売り出されているのを見たことはありませんか?
建売住宅は、同じような家をいくつも建てるので、必要な材料や道具は一気に仕入れることができます。
材料や道具を一気にたくさん仕入れるので、コストを抑えることができるのです。
また、注文住宅では、家の材質や壁紙、手すりやライトなどを自分たちで選ぶことができる反面、こだわりすぎるとどんどんお金がかかっていきます。
ですから、家を安く買おうと思ったら建売住宅が良いでしょう。
建売住宅は注文住宅よりも安いですが、最初から建っている家を買うので、間取りやデザインなど、希望が叶いにくい住宅となるでしょう。
建売住宅購入後にリフォームという形で、少しなら自分たちの好みに変えることができるので、リフォームくらいでいいなら建売がいいでしょう。
注文住宅にすると、間取りから自分たちで決める場合やある程度決まっている間取りの中で自分たちがデザインできる場合があり、自分たちの思い描いた家にすることができます。
しかし注文住宅では設計から完成までのさまざまな過程でお金がかかってくるので、より一層の準備や計画が必要です。
建設会社によって建売住宅の値段も性能もまちまちなので、いくつかの建売住宅を実際に見て回るのがいいと思います。
我が家は、住みたい地域を決めていたので、その地域の中の建売住宅をいくつも見ました。
また、異なる建設会社の建売もいくつか見て回って、建設会社によって違ってくる家の機能や広さ、値段がどのくらいなのか把握しました。
その時は、地域内のどこにどの建売が出ているか全部言えました!
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住みたい地域を早めにリサーチしよう
実際に住む場所についてのリサーチはとても大事です。
自分たちが住んでいる街で住宅購入を考えているのなら、街の雰囲気は分かりますよね。
でも子供が大きくなったら小学校や中学校に通いやすいか、駅にはどのように行くかなども考えておきましょう。
小学校へ歩いて通うのにむちゃくちゃ遠かったら子供がちょっと大変です。
我が家は小学校からやや遠い場所に購入してしまったので、小学校に上がったらしばらく心配です。
住宅購入の場所についてもう一つ、災害に対応できる場所かどうかも考えましょう。
日本は地震大国ですし、最近は大雨による洪水も甚大な被害を出しています。
住宅の造りが強いかどうかもありますが、そもそも地盤が弱かったり浸水しやすい地域ではないか、ハザードマップを確認しましょう。
そのうえで、その地域の建売住宅がどのくらいの値段で、どのくらいの広さや機能があるのかを感じるために、できるだけたくさんの住宅を見てみるといいでしょう。
「〇〇坪」とか「〇〇平方メートル」とかのイメージがつくのも、いくつか内覧した後でしょう。
自分が住みたい地域の家の値段の相場を知ると、予算との相談ができるようになります。
また、建売住宅は初めは高めの値段がついているそうで、数か月経つと徐々に値段が下がっていきます。
ですから、自分では買うつもりがない建売住宅でも値段をチェックしておいて、売れたときの値段を覚えておくと地域の建売住宅の相場が分かりますよ。
国土交通省のサイトの「地価公示都道府県地価調査」を利用すると、土地の相場を確認することができます。
調べたい土地のピンポイントの相場は分かりませんが、調べたい土地と近い場所の地価公示等の公表地点の1平米あたりの単価を確認できます。
住宅購入にかかるお金についてしっかり考えよう
さすがにマイホームを一括で購入するのは難しいので、住宅ローンを組むことになります。
この住宅ローンが本当に難しいのですが、いくつかの銀行の住宅ローンを確認しておくといいと思います。
最近はネット銀行の住宅ローンが安いという広告をよく目にしますが、我が家がローンを組んだのは地元の銀行です。
仲介業者に、当時一番金利が低かった銀行を紹介してもらい、ネット銀行と比べて安かったのでそこに決めてしまいました。
でも、うちは慌てて建売購入を決めてしまったので、もしかしたらもっと金利が低い銀行があったかもしれません。
仲介業者の言いなりにならないためにも、できるだけ下調べをしておいたほうがいいでしょう。
また、住宅ローンを組む時に、頭金をいくら準備できるかによって、返済額も変わってきます。
住宅ローンのシュミレーションができるサイトはいくつもあります。
ここでは、住宅金融支援機構のサイトを載せておきます。
参考
ネット銀行や地元の銀行などのサイトも見てみて、検討しておくといいですね!
また、頭金についてですが、頭金が多い方が借りるお金が少なくなり、利息分のお金が減るので、全体として支払い金額が減りますよ!
お金に関しても、しっかりと下調べや準備ができるといいですね!
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家を買うときの注意点3つ
家を買うためにはいろいろ準備が大切だということをご説明しました。
住みたい地域の情報を集めつつ建売住宅を回って、住宅ローンを考える…これだけでも実際にはかなり労力を使います。
うちは3か月くらいで一気に建売住宅の購入を決めたのですが、そのうち2か月くらいは週末のたびに地域の建売を探してドライブし、そのいくつかの建売の中を見せてもらいました。
今思い出しても、その期間はかなり疲れました…。
しかしほとんど準備せずにあっという間に購入を決めてしまい、準備不足だったなという点もあります。
ここでは、自分の経験も含めた、家を買うときに注意していただきたい点3つをご説明します。
購入時期や予算は自分や家族のライフステージを考えて決めよう
せっかくがんばって購入した夢のマイホーム!
でも、「マイホームを買って後悔した」という声も少なからずあります。
具体的な理由は、
- マイホームを購入してすぐに転勤が決まった
- 家族の人数が増えて部屋が足りなくなった
- 思ったほど給料が上がらないのでローンの支払いが苦しい
などです。
家を買うときには予想がつかなかったであろう理由もありますが、家を買う地域や購入時期、将来の家族構成などをしっかり家族で話し合うことで、後悔は減らせそうですよね。
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慌てて買うと、仲介業者の言いなりになって大変!
我が家はまさに、慌てて建売住宅を買って、余計にお金がかかったケースです!
私が二人目の子供を妊娠した時に「子供も増えるし、家賃を払って手狭なアパートに住むより一戸建てが欲しい!」と急に思い立ち、その日から3か月くらいで建売住宅の契約までしてしまいました。
条件は住む地域は変えないことと、月々のローンの支払いが家賃と同じくらいの金額になる程度の予算にしぼって探したので契約まで早めに進んでいきました。
しかし、仲介業者は早く買わせようとして買い手を焦らせてきます。
そして我が家が買った住宅は、仲介業者に連絡した時には新築から数か月経って徐々に値段が下がってきており、いつ他の人に買われていもいい状況でしたので、こっちも焦ってしまいました。
後で住宅購入の事を調べるうちに、リフォームの値段がもう少し下げられたことと、火災保険など様々な契約を自分で選べばもっと安くなっていたことに気が付きました。
「もう少し安く」と言っても、数万円から数十万円違ってくるのです。
住宅購入の金額はとても大きく、金銭感覚が狂ってきます。
だからこそしっかり調べたり準備をすると、少しでも安く住宅購入ができるようにしたいですね!
家を資産と考えるときに検討するのは一戸建てではなく○○!
購入する住宅を資産だと考えるなら、一戸建ては検討しないほうがいいです。
建物の価値は、住めば住むほどどんどん下がっていきます。
私も実際に仲介業者の方に「20年くらい住むと建物の価値はゼロになります」と言われました。
土地は、幹線道路に面しているなどの立地条件によっては価格が上がるかもしれませんが、都会なのか田舎なのかで変わってきます。
住宅を資産と考えるなら、賃貸付き住宅の購入を検討するのがいいかもしれません。
賃貸付き住宅とは、1つの建物を自宅と賃貸住宅で併用している建物のことです。
マンションを買って、一室に自分が住み、他の部屋は貸し出して家賃収入を得るようなイメージです。
ただ、資産価値以外の価値っていうのもあります。
例えば、一戸建てに住むと、上下左右の部屋の人に気を遣っていたアパートのような気疲れが減ったり、庭で家族と遊ぶ楽しさがあったり、資産価値以外のさまざまな価値があります。
一戸建てに住むことの価値が重要なら、ぜひマイホームの検討をしてみてください!
まとめ
マイホーム購入を考えたいけど給料も安いし何から始めたらいいか分からない、そんな方にお伝えしたいマイホーム選びのコツについてまとめました。
まとめ
- 家を安く買うコツは3つ!同地域なら注文住宅より建売住宅が安い!住みたい地域の相場を知る!住宅ローンは金利に注目!
- 家を買うときの注意点は3つ!自分や家族のライフスタイルを考える!準備なしに慌てて購入しない!家を資産と考えるなら一戸建ては買わない!
我が家は、世帯収入に見合った小さな家ですが、夢のマイホームを手に入れてストレスが減り、生活が楽しくなりました。
でも、思い返すともっと下調べや準備をしたら良かったと思うこともたくさんあります。
住宅選びは、収入ももちろん大事ですが、買うまでの準備が大事だと思いました。
この記事を参考にしてじっくり準備し、納得のいく夢のマイホームを購入しましょう!
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