
理学療法士って収入が低いですよね。
どうにかせねば!
そう意気込んで資格を取るため、
勉強を始めた方いますか?
行動に移している段階で、凄いです!
あなたは他とは違います。
その資格さえ取れれば、
来年の年収はグーンっと上がる訳ですね。
おめでとうございます。
ん?どうしましたか?
ちょっと自信無さげですね。
もしかして、実は収入が上がらないんじゃないですか?
それじゃ何のために頑張って勉強してるんですか!
資格を取って満足していてはいけません。
それは、手段が目的化してしまっています!
その努力をしっかり収入へ繋げましょう!
収入アップに資格は必要ない⁉︎

そもそも収入を上げるために、
資格って本当に必要なのでしょうか?
答えは、資格は必要ではありません。
ただ、場合によっては資格を取ることによって、
収入が上がることもあります。
では、理学療法士は何を取れば収入が上がるのでしょうか?
理学療法士として収入を上げる資格
そんなものありません。
理学療法士も基本的に、
資格を取ったからと言って、
収入は増えないでしょう!
あなたの職場に資格を取った理学療法士はいませんか?
その方は、資格を取ったら給料が増えましたか?
きっと増えてないと思います。
理学療法士は勉強熱心な方が多いので、
たくさん資格を持っている方もいるでしょう!
でも、その方たちは資格をたくさん持っていても、
たくさん給料をもらえていません。
これが現実です。
理学療法士がよく取る資格
理学療法士はよく取る資格としては、
- 認定理学療法士
- 学会合同呼吸療法認定士
- 介護支援専門員
などがあります。
まぁ他にも山ほどありますが。
あなたも何か資格を持っているのではないでしょうか。
では、単刀直入にお聞きします。
給料は上がりましたか?
資格を取ったからって、上がってないですよね。
確かに勉強にはなったでしょう。
でも、収入アップ目的に取るものではありませんね。
資格で収入が増える可能性
認定理学療法士などの資格は、
理学療法士としての専門性を高める資格といえます。
専門性が高いに越したことはありません。
でも、認定理学療法士がリハビリをすることで、
単価が上がることって、現在はありません。
将来的にそういった診療報酬の改定がなければ、
認定理学療法士という資格だけでは、収入は上がりません。
それか、専門性の高い理学療法士ばかりを集めている病院があって、
そんな病院が求人を出していたら、
もしかすると、他よりも収入が高いかもしれません。
やっぱり収入アップが目的なら、
資格を取るだけではダメですね。
あと、理学療法士が介護支援専門員などを取って、
兼任で働いていたら、
どちらの分も給料を貰うことはできるかもしれません。
理学療法士に掛け合わせる
理学療法士の中には他の資格を掛け合わせて、
他よりも差別化に成功している方もいてますね。
例えば、柔道整復師を取って整骨院を経営する。
あとは、パーソナルトレーナーを取ってジムを経営する。
最近だとピラティスとかも多いですね。
ただ、こういった方は理学療法士という枠組みから、
抜け出して成功している場合ですけどね。
それに、資格を取って収入が増えたかというと、
そうでもない。
マーケティングが上手かったってのが正解ですかね。
その資格で稼ぎたいのか
単純に資格を取るだけでは、
収入は増えないことはわかったと思います。
結局のところ、資格っていうのは、
肩書きを得られるけど、収入に直結しないことがほとんど。
その肩書きも民間の団体とかが、認定してるだけ。
まぁないよりあった方が良いっていうレベルです。
中には、その肩書きで信用を得られる場合もありますが、
大抵は自己満足止まりでしょう。
資格で稼ぎたいなら、
その資格の知識で稼ぐっていう理解の方が、
正しいと言えます。
だから、しっかり考えて行動しましょう。
まず、何をしたいのか?
何を目指すのか?
しっかりご自身に問いかけてください。
お金を稼ぐことのために、資格は必要ではありません。
その資格はやりたいことなのか
そもそも国家資格ではない限り、
民間の団体が勝手に認定してるだけのものです。
ちょっと言い方が悪いかもしれませんが、
「その団体が認めてるからって何?」
ってことです。
ただ、収入を得るとか増やすといった場合ですが。
その資格がないとできない仕事などは話が異なります。
私たち、理学療法士もそうですよね。
理学療法士という国家資格がないと、
理学療法士を名乗って働くことはできません。
知識や技術があれば、似たようなことはできますが。
他にも、医師とか美容師とかもそうですよね。
基本的には資格がないと働けません。
だから、収入アップではなく、
その仕事がやりたい場合には、
資格が必要となります。
収入アップのための資格の取り方

収入アップのために、資格を取りにいくのは無駄です。
でも、やり方によっては資格を取ることで、
収入アップも可能です。
理学療法士として、
是非収入アップを目指しましょう!
とにかく一貫性が大事
理学療法士として、収入を上げる方法。
それは、1つのことを極めることです。
何でも良いです。
整形疾患だったら整形疾患だけ。
中枢疾患だったら中枢疾患だけ。
もっと言えば、膝関節だけ。
パーキンソン病だけ。
あなたが一番得意な分野を伸ばしましょう!
他は新人レベルとかでも良いです。
でも、これだと決めた分野だけは1番を取りに行く!
めっちゃ狭い分野でもいいです。
整形疾患で、それも手指だけとかは微妙かな。笑
それも、ライバルが少なそうなところがおすすめです。
専門の中の専門を目指すのです。
それに関わる資格をどんどん取って極めてください。
あくまでも、資格を取ることは手段ですが。
流行に流されるな
注意しておきたいのは、流されないこと。
最終的なあなたの理学療法士像を決めたら、
それを貫きましょう!
決して周りに流されてはいけません。
職場の先輩がみんな、ある資格を取っているから、
あなたも取りに行こうと安易な行動は避けるべきです。
例えば、あなたは整形疾患でも
特に膝関節を極めた理学療法士を目指すとします。
職場のみんなが呼吸リハって大事だよねって、
3学会合同呼吸療法認定士を取り始めたとします。
これに流されてあなたも取りに入ってはいけません。
これで取りに行ったらブレブレですね。
めっちゃ勉強して膝関節のリハビリに、
呼吸が必要という結論に至ったら別ですが。
初めの段階で足を踏み入れるところではありません。
むしろ、3学会合同呼吸療法認定士が必要な職場だったら、
膝関節を極める者としては、転職すべきでしょう。
徹底的に1つにとんがった方が、
希少価値が高まって、強みになります。
途中でこれで良いのか不安になることもあるでしょう。
あっさりあなたの理想像を曲げてはいけません。
周りに笑われても、馬鹿にされても、
しっかり貫きましょう!
いいじゃないですか。
笑われていきましょう!
それでも不安な方は、
師匠を見つけるのも1つの方法です。
より成長するには、TTPが大事です。
TPP(環太平洋経済連携協定)ではありませんよ。
TTP(徹底的にパクる)です。
効率的ですし、TTPすることで、
不安に負けそうになることも減ります。
是非師匠を見つけましょう。
そして、自分を貫きましょう。
しっかりアピールせよ!
日本人はアピールが下手とよく聞きますね。
でも、専門性を高めたらしっかりアピールしましょう!
自分は膝関節専門の理学療法士だ!
それぐらい言えるようになれば、
もう怖いものなんかありません。
いざ勝負です。
必要とされる場所を探して、転職しましょう!
そして、しっかり面接で、
どんな理学療法士像があって、
どんな努力をしてきたのか、
どんな実績を残したのか、
をアピールしましょう!
1つに絞って、貫いてきたのだから、
必要としているところはきっとあります。
必要としているということは、
年収を高くしても欲しい人材なので、
あなたの年収アップに繋がります。
これが年収アップのための資格の取り方です。
あくまでも、資格は手段ですが、
あなたが持っている資格に統一性があれば、
相手もなるほど、そういう意図があるのか、
とわかりやすいですし、
しっかり考えて行動を起こすことができる人だ、
という評価に繋がるでしょう!
資格の落とし穴
あなたは恋人に誕生日ケーキをプレゼントしようと、
お買い物に出かけました。
同じ場所に、ケーキを扱っている店が3つあります。
1つは普通のケーキ屋さん、
いろんなケーキが売ってあります。
1つはスーパー、
種類は少ないけど、お買い得のケーキが売ってあります。
1つはチョコレートケーキ専門店、
チョコレートケーキのみ、売ってあります。
恋人はチョコレートケーキが大好物です。
さて、どこのケーキをプレゼントしましょうか?
大半の人が、やはりチョコレートケーキ専門店で買うでしょう!
だって専門店の方が、美味しそうですもんね。
少々値段が張っても良いですよね。
理学療法士も同じです。
専門家の中の専門家の方が値が張ります。
それに理学療法士であって、
3学会合同呼吸療法認定士であって、
介護支援専門員であって、
神経理学療法の認定理学療法士であって、
小児リハビリに関わる職場で勤めていたら、
何のこっちゃわかりませんよね。
資格マニアの落とし穴です。
それに資格を取ることが目的化することも問題ですが、
資格マニアの問題はもう一つあります。
それは、資格に統一性がなくなることです。
あなたが取った資格に統一性がないと、
相手には何がしたいのか伝わりません。
いっぱい資格を取ったが上に、
逆に相手に悪い印象を与えかねません。
商売で良いモノを作るだけでは、
モノは売れないよって聞いたことありませんか?
それと一緒で、
いくら専門性を極めても、
あなたという商品をアピールしなければ、
年収アップに繋がりません。
それに、時間にも労力にも限りがあります。
だから、1つだけに注力しなければ、
なかなか専門家の中の専門家になれません。
時間もお金も効率的に使うべし!
ひと昔前はどんな疾患でも診れないとダメだ。
みたいなことを言われてきました。
ある程度はそうかもしれません。
でも、理学療法士が飽和状態となってきている今、
専門性を高めるのが得策です。
収入を上げるためにもね。
医者だってそうじゃないですか。
整形外科医、内科医、小児科医、歯科医、
より高度な治療を求めて、
専門性が高まっています。
腹腔鏡手術だけを極めて、
スーパードクターなんて呼ばれていることもあります。
だけって表現は悪いですが。
理学療法士も専門性を求められています。
それに、時間もお金も限りがあります。
効率的に使うべきでしょう。
あれもこれもと時間とお金を使わず、
1つにまとめて時間とお金を注ぎ込む。
これが、のちの収入アップに繋がります。
効率的に行こうではありませんか。
まとめ

まとめると、
- 理学療法士の収入を上げるのに資格は必要ない!手段を目的化するな!
- まわりに流されず、1つに絞ってどんどん時間とお金を注ぎ込もう!
資格を取るだけでは、収入は増えません。
理学療法士とて同じです。
でも、しっかり戦略的に時間とお金を使うことで、
収入アップの道が開かれます。
今からでも遅くはありません。
目先の収入も大事ですが、
将来の収入を増やすために、
行動していきましょう!
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