人間関係

新人理学療法士に悩みはつきもの!「無知の知」を大切にしよう!

「理学療法士になんかなるんじゃなかった」

「何でこんなことしているんだろう」

「新人理学療法士はみんな同じような悩みがあるのかな」

そう考えている新人理学療法士のあなた!

どうかそこまで自分自身を追い詰めないでください。

実は私なんかそれはもうポンコツ中のポンコツで、

毎日辞めたい辞めたいと考えていました。

でも今理学療法士として10年以上が経ちました。

優秀になった訳ではありませんが、

中間管理職の経験もありますし、

何とか理学療法士を続けています。

だからあなたもきっと大丈夫です。

時間の問題と言えるでしょう。

辛いかもしれませんが、

今悩んでいることが今後の人生に

とても大きな意味を持つことになるでしょう!

そんな今だからこそ知っておいて欲しい言葉を

ご紹介します。

新人PTが身につけておくべき考え方

新人PTのあなたは毎日時間に追われながら

必死で働かれていることでしょう。

ご苦労様です。

毎日毎日患者さんのことや、

慣れない書類作りなどやること盛り沢山で

悪戦苦闘している姿が思い浮かびます。

初めての社会人って方がほとんどと思うので、

ストレスも半端ないですよね。

そんな新人セラピストのあなたにこそ

知っておいて欲しい言葉があります。

それが「無知の知」です。

無知の知って何やねん

無知の知とは、

“自らの無知を自覚することが真の認識に至る道であるとする、ソクラテスの真理探究への基本になる考え方”

goo辞書

「なんか難しいなぁ」といった所でしょうか?

そもそもソクラテスって誰やねんってね。

ソクラテスとは古代ギリシャの哲学者です。

めっちゃ「かしこ」のおっちゃんですね。

まぁ簡単にいうと、

むちゃくちゃ昔のめちゃくちゃ賢い哲学者の人が、

「どう生きるべきなんやろ」

「もっとよく生きるにはどうすべきなんやろ」

っていうのを必死に考えて行き着いた先が

「知らないことを自覚する」ことだったみたいです。

この「無知の知」は、よりよく生きるための指針に繋がります。

だって知らないってことを知っていたら、

ちょっとした自己満足にごまかされずに

もっと知るために探究するでしょって話です。

だからあなたも「無知の知」を忘れないで欲しいです。

今新人だからわからないことだらけでしょう。

でも段々と仕事のこと、勉強のこと、職場のこと、業界のことなどが

わかってきます。

ちょっと知ったからって満足せず、

「無知の知」を思い出してください。

悩むことは真剣に立ち向かっている証拠

理学療法士として働き出してから

あなたは悩むことが増えたのではないでしょうか。

悩むってしんどいですよね。

あまり自分を追い詰めすぎないでください。

でも、悩むこと自体は悪いことばかりではありません。

悩むってことはあなたが真剣である証拠だからです。

こんな疾患のあの患者さんのリハビリをどうしたらいいんだ。

あの先輩が言ってることってどういうことなんだろ。

こうした悩みは理学療法士なら誰しも経験しています。

悩みが深ければ深いほど、

今の課題に対して真剣に取り組んでいるということです。

体調を大きく崩さない程度に悩んで、

次のステップへの大きな助走にしてください。

初心にかえる時が来る

目の前の課題に悩んで

必死で取り組んでいたら

どんどんあなたは成長していきます。

気がつけばあの時の悩みは何だったんだって日が来ます。

メキメキと力をつけたあなたが見えますね。

でも、どんなに優秀なPTとなってもあの言葉を忘れないでください。

そうです。

「無知の知」です。

立派なPTとなった時こそ、

この言葉の意味がよくわかると思います。

意味が分かれば、

ちょっと理学療法を知っているからって

後輩に偉そうにならないはず。

高圧的な指導なんて辞めてくださいね。

何でこの業界ではバイザーとか学校の教員とか

あんな偉そうなんですかね。

あんな人間が患者さんの前だけ

優しい人でいれるとは思わないんですけどね。

あっ話が逸れましたね。

先輩PTについていくために

あれもわからん。

これもわからん。

そんな状態だとなかなか先輩の言ってることも

理解できないですよね。

何をすべきかがわからない状態ですね。

そう言ったところの指導も上手な先輩に

指導してもらえたら良いですが、

実際にそんな方は少ないでしょう。

やることが多すぎてパニックになったら

勇気を出してやることを絞りましょう。

やることを絞りましょう

確かにリハビリをするにはたくさんの知識や技術が必要です。

でも、あれもこれも同時に学ぼうとすると

なかなか身に付かなくないですか?

私もついついやっちゃうのですが、

欲張るのは辞めてやることを3つに絞りましょう。

ここの解剖学はどうだったっけ。

そういえばパーキンソン症状ってこんなのあったよな。

血液データも読めなくちゃ。

一気には無理です。

一説によると、

「人間の脳が1度に記憶して処理できる情報は3つまで」

らしいです。

必要最低限のこと、

例えば明日までにしないといけないことなどは

絞れないかもしれません。

それ以外の勉強していく部分というのは、

今日はこの3つという具合に

思い切って絞ってしまいましょう。

「広く浅い」からの脱却

そもそも少しかじって別のこと、

また少しかじって別のこと、

そんな風につけた知識では議論なんて

できないでしょう。

あなたの先輩はきっと

議論をしたいのではないでしょうか。

あなたより経験がある先輩に対して

広く浅い知識では太刀打ちできないでしょう。

理想は広く深い知識を得ることでしょうが、

すぐには無理です。

だから、ここはやはり絞るべきです。

「狭く深い」で専門家

やることを絞って狭くても深い知識であれば

先輩PTとも議論ができます。

この議論ができる程度の知識を目指しましょう。

議論ができるレベルというのは

しっかりあなたに身に付いた知識となっています。

初めは3つのことだけかもしれませんが、

また3つ、また3つというように

深い知識を広げていけば良いんです。

焦らずにコツコツやっていきましょう。

まとめ

この記事をまとめると、

ポイント

  • 無知の知とは無知を自覚するということ!
  • 悩みが深ければ深いほどあなたは真剣に立ち向かっている!
  • 成長したときにもう1度無知の知を思い出そう!
  • 先輩PTについていくにはやることを3つに絞りましょう!
  • まずは「広く浅い」知識より「狭く深い」知識を!

私は昔、「10年やって、やっと理学療法のイロハのイがわかるよ」

って言われました。

10年やりましたが、わかったのかなw

でも、私なりに無知の知を解釈して

前に進んでます。

あなたの成長は時間の問題ですが、

今の悩んでいる自分を忘れず、

無知の知をどうか忘れないでください。

きっと素晴らしい人生が待ってますよ!

お互いコツコツやっていきましょう!

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