「小1の壁」
ワーキングママなら一度は耳にしたことがあるキーワードですよね。
主に共働き家庭において、子どもが小学校に上がるときに直面する様々な問題を『小1の壁』といいます。
私は今、小2と年中の2人の男の子のママをしていますが、長男が1年生に上がった夏休み前に13年務めた病院を退職しました。
理由はまさに小1の壁…
退職して収入やキャリアは失いましたが、いいこともたくさんありました。
今回は小1の壁に悩むママさんセラピストに、私の経験や小1の壁の乗り越え方をお伝えしたいと思います。
仕事と育児を両立するにあたって知らないと損する情報が満載なので、是非参考にしてくださいね!
小1の壁の実際
手取り足取り世話をしてくれていた保育園時代に対して、小学校では子どもの自主性や親の協力が求められます。
子どもが小学校に上がるとどんな壁が待ち受けているのか、小1の壁の具体的な内容や私の場合をまとめました。
具体的にはどんな壁?
小学校に上がると、親としては具体的にどんな配慮が必要かというと、
- 登下校の心配(通学路の問題、不審者・野生動物など)
- 給食がないときのお弁当作り
- 放課後の過ごし方(学童保育or鍵っ子)
- 学校の宿題の確認(答え合わせだけじゃなく、途中の見守りも必要)
- 持ち物の準備(教科書などはもちろん、工作の材料を用意するなど)
- 配布物の確認、提出物の記入
- 学用品の購入や記名
- 給食着のアイロンがけ
- 平日の学校行事(参観日や家庭訪問など)
- 役員やPTAの活動、校内清掃などのボランティア活動
- 夏休みなどの長期休みがある
などが挙げられます。
仕事と家事の他に、これだけ懸念案件がどっさりだと帰宅後に吐き気がしますね…
さらに、新しい生活が始まって、新しい人間関係作りなどで子どもも親も疲れ気味。
時間的にも精神的にも余裕がなくなってしまうんですね。
この中で私が一番心配したことは登下校でした。学校まで大人の足で10分ほどの距離でしたが、はじめは一緒に通うお友達がおらず、1年生にはランドセルも大きく重くて…
それまで一人で公道を歩かせることがほとんどなかったので、特に天気の悪い日なんかは心配で仕方なかったです。
こんなご時世ですので、時々学校からの一斉メールで不審者情報やサル出没情報も届くのですが、そんなときに駆けつけてあげられないのは心苦しかったですね。
時短勤務って終了するの?
2009年より育児・介護休業法が定められ、子育てや介護の必要がある労働者への短時間勤務制度(時短勤務)の提供が各企業に義務付けられるようになりました。
厚生労働省の委託により三菱UFJリサーチ&コンサルティングが行った調査によると、32.3%の企業で、育児休業後のほとんどの人が時短勤務を利用している状況だそうです。
時短勤務の対象となる条件はいくつかあります。
対象条件
- 養育している子どもの年齢が3歳未満
- 本来の勤務時間が6時間以下でない
- 日雇いの契約でない(正規・非正規社員、派遣社員、パートタイムでも利用可)
逆に対象外となるケースは、
対象外のケース
- 雇用期間が1年未満
- 勤務日数が週2日以下
- 業務内容が時短勤務に適していない(客室乗務員など)
と定められています。
さらに、育児・介護休業法では、企業に対して、子どもが3歳になってから小学校就学までの間も、時短勤務期間の延長など、必要な措置を講じるように努力義務が定められています。
時短勤務が利用可能な最長期間をみると、3歳未満(法定通り)が44.4%で最も多く、次いで「3歳以降、小学校就学前まで」が13.2%となっています。
要するに、小学校就学前までに時短勤務が終了する企業は60%強、小学校入学以降も時短勤務が可能な企業は15%程度という結果でした。
たくさんのワーキングママが小1の壁にぶち当たることが予想されますね。
病院・施設などの医療業界はただでさえ女性が中心の職場なので、時短勤務の最長期間は法定通りの3歳未満が多いかもしれません。
特に同業の看護師さんなんかは交代勤務が基本ですもんね。
子持ちは時短勤務で利益を得る一方、現場の声としては「制度利用者に対する仕事の配分が難しい」「制度利用者の周囲の社員の負担が大きい」と運用上の課題も多く挙げられていました。
ちなみに、私の元職場では、時短勤務はフルタイム勤務に比べて業務内容もかなり配慮して頂いていました。
私の元職場は病床数300床、セラピストは60名弱の回復期・維持期病院で、私は維持期病棟に配属されていました。
まず、目標単位数はフルタイム勤務者が18単位目標のところ、時短勤務者は13.5単位。
担当患者数も少なめで、フルタイム勤務者が20人前後なのに対し、時短勤務者は15人弱。
時短勤務者は、子どもの急な休みを取ることを考慮して、毎日積極的にリハを行う方・リハへのご要望が強い方の担当は外されていて、患者層にも考慮されていました。
さらに、院内の委員会活動(NST委員会とか感染対策委員会など)、リハ科内の役割活動(備品管理や季節のイベントの準備)、学生指導、朝の清掃などは、時短勤務者は免除されていました。
私の場合は、次男が3歳を迎えたときに時短勤務が終了し、長男の小学校入学少し前からフルタイムになっていました。
フルタイムになってさっそくSVを任されたり、科内の活動が始まったりして、患者さんのリハビリ以外の業務が増えました。時短勤務の時は、かなり配慮して頂いていたことを痛感しましたね。
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長男1年生、次男年少、フルタイム勤務の私の場合
フルタイム勤務していたときの、私の一日の流れを書き出してみます。
給食が始まるまではお弁当・水筒を用意し、長男を学校へ送り出します。自分で登校してくれるので、保育園の送迎自体は次男一人になり楽になります。
就業中は、5時ダッシュできるように午前中からフル回転。思いもよらないトラブルは残業の素ですから、業務中は細心の注意を払って、常に時間を意識!
終礼を終えたら、文字通りダッシュで駅まで向かい、次男を保育園に迎えに行き、次は長男の学童保育へ。お迎えが2カ所になり、どんなに急いでも家に着くのは終業時刻から1時間を優に超えてしまいます。
その後の夕飯の支度から宿題や配布物の確認、明日の準備、入浴、子どもの寝かしつけまで怒涛の3時間…業務中から子どもが寝るまで、常に時間に追われている感覚でした。
もちろん、子どもが寝た後は洗濯、翌日のお弁当や食事の下準備、提出物の準備などがあり、日付が変わる前に自分も寝てしまうという感じでした。平日は通院や買い物、習い事はできず、土日にまとめてしていました。
どちらの両親も車で1時間ほどかかる距離だったので頼れるのは夫だけでしたが、夫は急性期病院でPTとして働いており、役職も就いていたので、定時で帰ってくることはほとんどありません。
こんな慌ただしい毎日でも、PTという仕事と職場は大好きで、どうしても辞めたくないと思っていました。
ですが、数年前から腰が悪く、神経痛持ちだった私にとって、徐々に肉体的にも精神的にもストレスが大きくなっていきます。
自分の中では、収入減や自分の居場所として職場を失う恐怖と、仕事を続けて体がこれ以上つらくなってしまう恐怖のどちらもあって、辞める決断も続ける決断もできない状況が長く続きました。
結局、ストレスから別の病気になり、さらに数か月後に再発して、子どもが夏休みに入るタイミングで退職を決めました。
セラピストって、自分のことを差し置いて「患者さんのため!」って思う人が多いですけど、私の場合、最後には患者さんより自分の体を優先してしまうようになっていたので潮時だったと思います。
自分が元気じゃないと人を元気にできませんよね!家族にもつらく当たっていたと思います。
話は逸れますが、理学療法士協会は厚生労働省の後援で、職場の腰痛予防対策を推し進めています。
PTは決して軽い労働ではなく、特に女性にとっては肉体的にも重労働なので、ママ達には無理しないでほしいです。
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仕事を辞めたメリット
退職して収入やキャリア(大したものではないですが)は失いましたが、子どもとのかけがえのない時間や精神的・肉体的な余裕を手に入れることができました!
具体的なメリットを以下に挙げていきます。
学校での子どもの様子がよくわかる
メリットはこれにつきますね!
お勉強面では、ゆっくり宿題を見られることや子どもが興味を持った習い事へ行かせてあげられるところ。
子どもが小学生になって感じたことは、お勉強の進むペースが思ったより速い!
特に鉛筆の持ち方や漢字の書き順は、宿題の答えを確かめるだけじゃなく、やっている途中に一緒に確認する必要があるので、宿題の時間を見守ることができるのはいいと思いました。一度、書き順を間違えて覚えてしまうとなかなか訂正するのって難しいですしね。
習い事なんかも、仕事の都合を気にせず、子どもが興味を持ったことを選べるのがいいです。
さらに、学校から不審者メールが来たときは、登下校を見守ることもできました。登下校の様子を見ていると、普段どんなお友達と仲良くしているかわかるし、おうちの周りにどんな子が住んでいるかわかります。
最近は学校行事が少ないので、少しでも学校の様子を知りたく、時々登下校の見守りをしていました。
急な休みも問題なし!
台風や大雪で学校や学童が急遽休みになることって結構多いですよね!保育園ではいくら天気が悪くても預かってくれていたので、ここは誤算でした。
最近はただの風邪でも気を遣いますよね。仕事をしているときは、子どものことで急に休みを取ることに対し、患者さんや同僚にすごく申し訳なさを感じていました。
リハビリの仕事って、今日できないから翌日って回せる仕事ばかりじゃないですよね。思いっきり人対人の仕事ですので急遽休みをもらうのは本当に心苦しかったです。
子どもが体調を崩して、本当なら休んでもう一日家で様子をみたいときでも、無理して登園させたこともありました。仕事中も「お迎えコール」が来るんじゃないかとドキドキしながら…
子どものことを純粋に心配しているのか、仕事を休まないといけないことを心配しているのか、自分でもわからないときがありました。
仕事を辞めて、子どもに無理をさせず、子どものことを一番に考えて休ませることができるのは本当によかったです。
子どもの記憶に残る
日本には3歳児神話ってありますよね。子どもが3歳になるまではママのそばでべったり過ごす方がいいっていうやつです。
私も、子どもたちが1歳になる頃から保育園に預けて働いていましたが、できれば3歳くらいまではそばにいてあげたかったです。
ですが、周りの、大人になった元鍵っ子たちの意見を聞くと、少し気持ちが変わりました。
「保育園は周りの子の親も共働きで、同じような境遇の子どもたちばかりだったから楽しかった。小学校に入ってからは親がそばにいなくて寂しかった。親が家にいる子がうらやましかった」と。
物心っていうんですかね。
確かに、赤ちゃん時代と比べて、記憶に鮮明に残ったり、周りが見えてきて比較したりするのは小学生くらいからでしょうから、納得してしまいました。
「物心ついた時には親は仕事でほとんど家にいませんでした」とか、将来子どもに言わせたくなかったので、小学生の今、そばにいられることはよかったなと思います。
人生の夏休み!つかの間の自分磨き
ワーキングママなら、子どもが生まれてからは仕事と家事・育児で自分のことは二の次ですよね。
私は現在、スキルアップのためのライティングの勉強やずっとやりたかったけどできなかった趣味に没頭中です。心も体も解放されて、少しずつ体調も改善しています。
それもこれも夫が働いてお金を稼いできてくれるからできることなんですけど…。子どものそばにいるっていうのを言い訳に、期間限定ならばいいかなと割り切っています。
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仕事を辞めたデメリット
次は、仕事を辞めたデメリットを挙げていきます。
収入がなくなる
とにかく時間だけはあるので、子どもに習い事や遊び、いろいろなことをさせてやりたいなって思うんですけど、先立つものが…
幼保無償化のおかげで、今現在あまり学費なんかはかかりませんけど、中学以降の学費や塾代、食費なんかを想像すると白目むいちゃいます。
節約しつつ、日々を丁寧に生きてます。お金をかけなくても時間をかけて食事やおやつを作ったり、暗くなるまで公園で遊んだり。整った部屋で家族を迎えられるのもいいところ。
私のように無理をした結果、退職まで行かなくても、働き方を変えたり、家事や育児を外注したりする方法もあると思います。
就学前にもう少し心構えと準備があったら、セラピストの仕事を辞めなくて済んだかもしれないとは思いますね。
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キャリアが途絶える
女性の管理職も年々増えていますよね。でも、私の周りの女性管理職の方ってかなり家庭を犠牲にしているか(スミマセン)、独身の方って印象です。
管理職だと、自分の都合ばかりでは動けないし、お迎え時間など時間の制約がある働き方をしているとなかなか難しいかと。
理解のある職場や理解のある夫がいれば解決できるのかもしれませんね。
理学療法士は国家資格ですし、比較的再就職しやすい職種と言えるので、一カ所にずっと留まらなくても、家族やライフプランの変化に応じて、臨機応変にさくっと転職するのもアリかなと思います。
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小1の壁を乗り越えるには?
私のように無理をした結果、退職まで行かなくても、「正社員からパートタイムに変わる」、「転職する」、「休職する」などの働き方を変えたり、家事や育児を外注したりして、キャリアを続ける方法もあると思います。
最近はワーキングママの味方になってくれそうな制度や便利家電、食材がたくさんありますね!自分で全てやろうとしないでお金を使ってプロに任せる、文明の利器に任せる、が賢い選択だと思います。
事前の心構え、準備にはどんなものがあるか考えてみました。
働き方を変える
小学校入学をきっかけに働き方を変えてみましょう。そのほうが、セラピストとして細く長く勤められる可能性があります。
具体例としては、
- 正社員からパートタイムに変更する
- 在宅ワーク可能な仕事などに転職する
- 子どもが入学してしばらくは休職する
私の周りにはどのタイプのワ―キングママさんもいました。働き続けることで、厚生年金が継続されるので、将来の年金受給額が大きく減らないなどのメリットもあります。
さらに、子育て世代の労働者に対して、国の後押しも年々充実しています。
国は女性の社会進出を推し進め、男性が育児に参加しやすいような社会を作るため、育児・介護休業法に関しても、短期間に法改正が進められて、子持ちに有利な流れになっていっています。
例えば、育児・介護休業法は、事業主に対し、育児に関する目的で利用できる休暇制度の設置に努めるよう定めています。配偶者出産休暇や入園式等の行事参加を含めた多目的休暇、子どもの看護休暇などがこれにあたります。
また、令和3年1月より、子どもの看護休暇が時間単位で取得できるようになりました。
以前は、子どもの看護休暇は半日単位、1日の所定労働時間が4時間以下の労働者は取得できないなどの制約がありました。ですが、改正後は、時間単位での取得が可能で、すべての労働者が取得できるようになりました。
「子どもの予防接種で、いつもより1時間早く退社したい」が叶ったり、「あと1時間で退社時間だけど、子どもの体調が悪く学校からお迎えコールが来た。泣く泣く半日有休切る。」なんてことがなくなったりするかも。
ですが、国としては法を上回る配慮・制度を企業側に求めていますが、企業側の裁量によるところも大きいんですね。職場の理解、育児や休暇についての就業規則をしっかり確認する必要がありますね!
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ファミリーサポーター
厚労省が進めている、ファミリーサポートセンター事業。乳幼児や小学生などを子育て中の労働者や主婦などを会員として、子どもの預かり援助を受けたい人と援助を行いたい人が会員となり、助け合うものです。
乳幼児を他人に預けるのが不安でも、小学生であれば、少しは自己主張もできるし、そんなに手もかかりません。習い事の送迎や定期的な通院、病中病後の預かりなどに利用できます。
会員登録しておくと、センター側が家の近所の提供会員を紹介してくれ、打ち合わせという運びになります。家の周りに親族や友人がいない場合は、とりあえず登録しておくと安心ですね。
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便利家電、家事代行サービスをフル活用!
家事を手助けしてくれる便利な家電製品がいろいろとありますよね!食洗器、お掃除ロボット、乾燥機付き洗濯機。
最近では、本格的な料理のレシピが内蔵されていて、火を使わずに時短調理が可能な電気圧力鍋も人気です!朝、材料と調味料を入れてセットしておけば、帰宅してすぐに熱々の料理が食べられます。
さらに、家事全般を、お金を払ってプロに任せる方法もあります。
家事代行サービスは、スタッフが自宅に訪問し、こちらの要望や生活スタイルに合わせて、掃除や洗濯、料理などの日常的な家事を代行するサービスです。
依頼できるのは1週間分の洗濯、平日用のごはんの作り置き、お風呂掃除など。一般的に1時間単位の基本料金が設定されていて、依頼内容に関わらず「時間単価×時間」がベースとなります。
平日にしきれなかった家事をお休みの日にまとめて片付けようとしてしまいますが、たまにはプロに任せてゆっくりすればリフレッシュできそうですね!
ネットスーパーや宅食を利用
成長期に差し掛かる子どもたちにとって、体を作る食事の充実は大事ですよね!食事は手を抜きたくないというママも多いのでは?
でも、毎日の献立を考えるのも、食材の買い出しも大変!私は特になんですが、お腹空いているときの食事作りほど嫌なものはありません。
面倒な買い物も、ネットスーパーなら昼休み中にスマホで食材を注文して帰宅後に受け取れます。さらに、便利な食材セットを週に数回、欲しい日数分、届けてくれる宅食サービスもあります。
あらかじめ下ごしらえがされていたり、安心安全な食材が選ばれていたりするので、少し割高でも時短でバランスのとれた献立が作れるんですよ。
食事は、掃除や洗濯のように翌日に回すこともできず、毎日3食必ず用意しなければならないので、食事のことを考えなくて済むだけでも気がラクですよね。
まとめ
この記事をまとめると、
まとめ
- 主に共働き家庭で子どもが小学校に上がるときに直面する様々な問題を『小1の壁』という。
- 就学前までに時短勤務が終了する企業は60%強で、多くのママセラピストが小1の壁にぶち当たると予想される。
- 仕事を辞めたことで、子どもの宿題を見守ったり、登下校の付き添いをしたり、学校での様子がよくわかるメリットがある。他にも、急な休みや体調不良にも対応可能。ママがそばにいたことが子どもの記憶に残る。時間的な余裕ができて、ママ自身のリフレッシュや自分磨きができる。
- 仕事を辞めたことで収入が減ったり、キャリアが途絶えたりするデメリットがある。PTは国家資格で再就職しやすい職種なので、家族やライフプランに合わせてさくっと退職、転職するのもアリ。
- 小1の壁を乗り越えるには、正社員からパートに変わる、転職する、一時的に休職するなど働き方を変えることもひとつ。子持ち労働者に対する国の支援も徐々に手厚くなっている。
- 仕事と育児を両立するための制度や便利な家電、サービスを賢く活用しよう!ファミリーサポーターに登録しておくと、子どもの送迎や病気の看病などが利用できる。便利家電や家事代行サービスを利用して家事は手を抜く。ネットスーパーや宅食を利用して毎日の食事作りをラクする。
子どもが小学校に入学して、手が離れるのかと思いきや、まだまだ手がかかります。お金やキャリアも大切ですが、子どもと家族の幸せ、自分自身の幸せも大切です。
みなさんがそれぞれの家族の形に合った働き方を選ぶことができますようお祈りしています。
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